2016年07月21日 20時20分

名古屋の駅の物語 汽車の時代から新幹線まで 130年の歴史をたどる

私が会員となっているNPO法人名古屋レール・アーカイブスでは昨日から定期展示会を開催しています。

2016_07_20~ 名古屋の駅の物語1

(展示会の概要)

期間… 2016(平成 28)年 7月 20 日(水)~7月 31日(日) ※ 月曜休館

会場…名古屋都市センター まちづくり広場(金山総合駅南口 金山南ビル 11 階)

◆火~木 曜:午前 10時 ~ 午後 6時

◆金 曜:午前10時 ~ 午後 8時

◆土 ・日 曜:午前 10時 ~ 午後 5 時

内 容…

■明治から昭和までの名古屋の地図 ■ 熱田駅に始まる名古屋の鉄道

■4代にわたる名古屋駅の変遷   ■ 笹島駅の構想と開設

■関急と名鉄の名古屋駅      ■ 名鉄金山橋駅と神宮前駅の移り変わり

■昭和・平成の名古屋の鉄道風景  ■ 名古屋市内の鉄道遺産 など

2016_07_20~ 名古屋の駅の物語2

(記念講演会)

テーマ 「 名古屋の駅 いま・むかし」

日時… 7 月23日(土) 午後2時から

会場…名古屋都市センター11 階ホール(入場無料・先着順)

講師…服部 重敬(都市交通研究家)

9-1 名古屋駅

130 年前の1886(明治19)年に開業した当時の名古屋駅(開業時は名護屋駅)の写真を始め、名古屋の主要駅の歴史を写真と地図でたどります。

よろしければ足をお運び下さい。

 

2016年07月20日 21時14分

最近の名古屋駅界隈。

7月16日(土)、JR名古屋駅新幹線口の高速バスターミナルでバス停発見!

名古屋駅界隈1

何度もここは通っているし、しかも実際に何度も使っているのに何で今まで気付いていないのかなあ?

名古屋駅界隈2

一方JR名古屋タカシマヤの店内のレゴブロックの展示。

名古屋駅界隈3

良くできています。

名古屋駅界隈4

しかも地下にはリニアが通っている。

2016年07月19日 20時42分

ながまれ海峡号(14)思い出に残る旅の終わり。

今回、私達は山側のボックス席の2名利用で1人9300円。

2016_06_11 ながまれ海峡号_153

20:10に函館駅着ということで全4時間13分の旅。

2016_06_11 ながまれ海峡号_156

席は40形ですので流石に広くはありませんが、そうしたことはさておきこの旅のコストパフォーマンスは高いと思います。

2016_06_11 ながまれ海峡号_157

6月11日はツアー2回目ということで、これからまだまだこれから進化していくのかも知れませんが、現時点でも私は大満足。

今回は道南いさりび鉄道の方や主催の旅行社の方も多数乗り込まれており、料金とスタッフ数の関係で言えばまだ見合ってはいないでしょう。しかし、何より地元の人達との一体での「おもてなし」(地域情報発信)は旅人(私)の心に届きました。これからの展開とこのツアーが長く続くことに期待したいです。

※今回の参加者は旅行社の「アンケート」並びに函館大学の「アンケート」を書いています。少しでも地元の役に立てればという想いで記入させてもらいました。

2016_06_11 ながまれ海峡号_164

最後にホテルの部屋からの函館駅。

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ホームからら列車がいなくなっても絵になると思えるのは北の大地のなせる業ですね。

2016年07月18日 20時40分

ながまれ海峡号(13)北斗特撰BBQ

2016_06_11 ながまれ海峡号_145

受け取ったバーベキューの蓋を開ける。良い香りが私を包みます。

2016_06_11 ながまれ海峡号_147

参考までにこの日の主なBBQラインナップ。

*峩朗(がろう)牡蠣

*ツブ貝

*サフォーク(羊肉)

*ジャガイモ

*グリーンアスパラ

*いかめし(これも包み焼きになっており絶品!)

何から何まで徹底的に地元産です。

2016_06_11 ながまれ海峡号_146

峩朗(がろう)牡蠣のUP。ここでこの味を表現する言葉が見つかりません。

2016_06_11 ながまれ海峡号_150

最後のお楽しみは地元の講釈師荒至夢形(ことうむけい)さんによる講談。この日は地元の歴史ネタでしたが、歴史好きの私には無類の面白さで、講談終了後、荒至夢形さんに思わず握手をさせてもらいました。

2016年07月17日 20時39分

ながまれ海峡号(12)バーベキューだ!

2016_06_11 ながまれ海峡号_128

さて茂辺地の駅では地元の漁協・農協の方によるメインディッシュが出来上がっていました。

2016_06_11 ながまれ海峡号_143

プリップリッのカキ。私は最後の方でしたので残りあと僅かでしたが、炭火の上で勢揃いしていた光景は圧巻で、食欲がそそるを遥かに超え、もうこの場でそのまま食べたいという気分でした。

2016_06_11 ながまれ海峡号_139

沈み行く太陽。この時、既に車内ではEH800を撮影せず、一早く受け取った方から舌鼓を打つ人の笑顔で溢れていたはずです。

2016_06_11 ながまれ海峡号_144

出発時間まで残り少し。

2016年07月16日 20時37分

ながまれ海峡号(11)カシオペア紀行出迎え単機回送。

2016_06_11 ながまれ海峡号_118

18:46頃の釜谷駅。北海道名物とも言える貨車駅舎。

無人駅にも関わらず、事務所のようにも見える右側のブロックには電球が灯っており、恐らく整備の方がいるのかも知れませんが、ただそれだけで人の温もりを感じます。これが冬の雪降りの中であればきっと涙がこぼれたかも知れません。というのは言い過ぎですが、まあニュアンスは分かって頂けるかな?

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貨物との交換。18:49に通過していきました。

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函館山。午後7時を回っていますが、なかなか夜景とはなりません。「いさりび」も期待薄。

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19:04に茂辺地着で15分停車。出発は19:19.さて19:05にEH800単機との交換。「んっ?単機」となるのですが、車内の案内放送で6月12日(日)にここを通る上野発札幌行き「カシオペア紀行」の青森までの出迎え回送とのこと。

2016_06_11 ながまれ海峡号_134

跨線橋からも一枚。カシオペア紀行を牽くEH800は、11日(土)五稜郭から青森に回送され、12日(日)に本務機として列車を牽き、12日(日)の札幌発を青森まで牽いてまた五稜郭に戻るとのこと。聞いてみれば成程ですが結構手間な運用なので驚きました。

2016年07月15日 20時36分

ながまれ海峡号(10)ディナーのスタート。

2016_06_11 ながまれ海峡号_108

「We love,いさりび!」のメッセージボード。これは木古内駅にあったものですが「ながまれ海峡号」の中にも貼ってありました。

「頑張って応援するよ!!」「北の大地 未来へ翔け 道南いさりび鉄道!!」ここでは紹介しきれませんが熱く、温かいメッセージが並んでいます。

ただ想いだけでは残せないのが今の鉄道の現実。貨物の基幹ルートということでこの線自体の存続は大丈夫だと思いますが、旅客輸送についてはこれからも注目したいところです。

2016_06_11 ながまれ海峡号_109

木古内駅発18:29の「ながまれ海峡号」。出発時間が近づいて来たので車内に戻りました。

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浮き玉がさりげなく網棚にあり、観光列車の雰囲気を醸し出しています。そういえば昔、これを買って家に持ち帰り、オブジェとして部屋に飾ろうなどとしたのを思い出しました。現実には重いし、嵩張るし…、で止めました。まだ宅配便の無い時代の話です。

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さて机(この場合はテーブルと言った方が似合いそう)の上には既に前菜がセットされており、ディナータイムのスタートです。こちらも地元のシェフの監修によるもので、スープ、海鮮のテリーヌ&左端の塩パンという取り合わせ。期待以上の美味しさで、特に塩パンはこれまで食べた中でもトップクラスと感じました。

2016年07月14日 20時34分

ながまれ海峡号(9)道南トロッコ鉄道。

木古内駅では44分間の下車タイム。

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駅の目の前にある「道の駅みそぎの郷きこない」に案内されました。

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木古内のゆるキャラ「キーコ」ちゃんのポストがお出迎え。皆さん、ここで記念撮影タイムです。駅内にはお土産も揃っており、かくいう私も道南いさりび鉄道グッズに地元の特産品などなど木古内の町に貢献してきました。

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その道の駅の中で見つけた「本日トロッコ運転中」の案内。その名も「道南トロッコ鉄道」。旧江差線の木古内から江差に向かう最初の駅だった渡島鶴岡駅の近くで今年の3月26日に開業とのことでした。

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いやあ知りませんでした。このトロッコ鉄道のことを。

足漕ぎトロッコは約500メートルの区間、動力付きトロッコは約1キロの区間で体験乗車が出来るとのことで、動力付きなら往復で約2キロの区間を楽しむことができることになります。

週末中心の運行となるのですが、何だか楽しそうで良いですね。北海道のトロッコ鉄道巡りなんてやってみたいと今、結構マジに考えています。でも移動が大変そう。2~3日の時間があったとしてもどれほど回れるかな?

2016年07月13日 20時33分

ながまれ海峡号(8)木古内駅。

6月11日(土)17:45に木古内駅到着。

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木古内駅の説明を聞いていた時に貨物列車が追いついて来ました。体が反応。参考までに家族が同行していない時は特に問題はありませんが、同行の場合は…。ここから先はご想像に任せます。

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木古内駅全景。駅前には確かそれなりに家があった記憶でこんな広々とした印象は私にはありません。何だか不思議な感じです。

2016_06_11 ながまれ海峡号_106

海に近い駅らしく海抜の表示。木古内駅は海抜4メートル。東日本大震災以降、こうした標識を見かけるようになりました。名古屋の地下鉄でも、入り口に海抜表示のある駅があります。大地震&津波が来ないことをただ願うばかりですが、こうした表示見るにつけやはりいざという時に自分がどう動くかを考える機会になるものの、観光や仕事で出掛けた初めての場所では、こうした標識からどこに向かえば良いかまでの情報を併記していると有り難い等と思ったりしています。

2016年07月12日 20時30分

ながまれ海峡号(7)茂辺地駅。

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茂辺地駅。煙突が如何にも北海道の駅らしいですね。17:10着の17:22発の12分停車。

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ここで又貨物と交換。青函トンネルは北海道新幹線の開業で「旅客」の面が最近は注目されていますが、こうして途中駅で長時間停車しつつ歩みを進める列車に乗っているとこの線が北海道と本州を結ぶ貨物の大動脈であることを改めて感じます。

それはそれとしてEH800というかEH500というかこの形式は名古屋人にとっては名鉄のEL120形のロングバージョンに見えてしまいます。

2016_06_11 ながまれ海峡号_87

停車時間を利用して道南いさりび鉄道の方から車両の説明を聞いていました。

実はこの輝くスターダストの中に北の大空に輝く「北斗七星(おおくま座)」「カシオペア座」があるということで成程確かにそれはありました。(この写真はその2つの星座ではありません)

なんだか楽しい。ワクワク。

2016_06_11 ながまれ海峡号_89

車窓からの函館山。夏の日が長い季節なので17:25では街の明かりはまだ見られません。

2016_06_11 ながまれ海峡号_94

函館湾に浮かぶ青森との間を航路で結ぶ津軽海峡フェリー。こうして見るとまるで大型のクルーズ船にも見え、それがまた旅心をくすぐります。久しぶりに青函連絡船に乗ってみたくなりました。とかそれは無理ですね。

まあそれはともかく津軽海峡を船で渡りたくなったのは間違いありません。ただ波の穏やかな日限定です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!