2016年07月11日 20時21分

ながまれ海峡号(6)矢不来(やふらい)信号場。

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北海道新幹線の高架&山並みの向こうにあの山が顔を出していました。

駒ケ岳(正式には北海道駒ケ岳と言うそうです)。渡島半島のランドマークで函館本線に乗っているとその眺望にいつも見とれているのですが、江差線(道南いさりび鉄道)から見えるとは知りませんでした。

車内の案内放送が無ければきっと気付いていないと思います。ところで車内の案内放送ですが、微に入り細に入りでとても丁寧かつ親切です。所謂観光客向けだけではなく、我々(鉄)向けの案内も欠かさないのが嬉しい点です。昨日UPした貨物との交換のような情報も予め案内がありました。

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函館山。海際を走る区間ではズーっと顔を出しています。

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矢不来(やふらい)信号場に16:48に到着。ここで5時過ぎまで停車です。一線スルーの信号場で待つ列車は山側に停車。通過する列車は海側を通ります。まずは16:55頃にまずは木古内行きに道を譲ります。急ぐ旅ではありません。

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そして木古内発函館行き(茂辺地発16:59)と17:03頃に交換。信号場なのでホームに出られるわけではありませんが函館山が見えるという楽しみがありますので長い停車時間も苦になりません。

それにしてもながまれ海峡号の運転席の横でカメラを構えていたのは私だけ。さすが観光列車。因みに私以外の鉄ちゃんは私の同行者+本当に偶然乗り合わせたI氏(昨年9月に樺太に一緒に行った方)の2名が当確でした。

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矢不来信号所を出て直ぐ、海の中からすっくと立っている1本の棒を発見。用途は波の高さを観測するものとのことでしたが、これも案内放送が無ければ気付きませんし、そもそも気になることも無かったかも。さてこれがある理由はこの列車に乗っていただき、是非案内放送でご確認下さい。

2016年07月10日 16時19分

ながまれ海峡号(5)上磯駅にて。

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16:26に上磯駅着。地元の商店街の人による立ち売り。

JR江差線が道南いさりび鉄道となり、「ながまれ海峡号」が出来たからこそ上磯の方がホームに立っているのでしょうが、そうでなければこうした経験をすることは無かったのではないでしょうか?これも地元効果と言えるのかな。

乗客数を数えたわけではありませんが、10ボックス×2名(1ボックス3~4名の人はいなかった記憶)+ロングシートのところに6人程度座っていたと思いますのでトータル30名弱。それでも商店街の方が用意していた商品はほぼ売れた感じでした。

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16:32に貨物が通過。乗客の方たちがこぞって撮影するという感ではなかったので、鉄ちゃんは少数派だったのかも知れません。

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この飾りは乗降デッキに天井に付けられた大漁旗。「祝」大漁ということで、

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私達はイカの刺身と海老の唐揚げをGET。晩御飯の時間はまだ先なので、ビールのお供であっと言う間に影も形も無くなりました。何故だろう?それは美味しいからです。当たり前。

2016年07月09日 16時17分

ながまれ海峡号(4)海鮮丼とスイーツの甘い関係。

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もう一度戻って、最後の外観撮影。函館駅に戻ってきた時は夜なので念のための一枚。

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乗車するともう机に上には「海鮮丼風スイーツ」がセットされていました。

そして15:57の定時発車。

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地域情報発信列車ということで函館の有名スイーツ店の逸品。文字で「海鮮丼…」と言われてもあまりピンと来ていませんでしたが開けてビックリ玉手箱。

パッと見、海鮮のウニ・イクラ、、、てんこ盛りの丼ですが、ご飯(風)も含めて心まで甘くなります。さて何で作ってあるかはというネタ晴らしはここでは控えさせていただきます。

良いなあこういうアイデア。

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16:11に七重浜で「ながまれ号」と交換。団体貸切の「ながまれ海峡号」ではなく一般車としての「ながまれ号」です。

なお定期運行で使われる際には車内の机は取り外されるそうです。

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また車内には、旅気分、函館気分を盛り上げてくれる飾りがされていますが、これが外されるかどうかは聞き漏らしました。

2016年07月08日 20時08分

ながまれ海峡号(3)はこだてライナーも撮影。

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今回の旅では「はこだてライナー」の乗車予定はないので、一応といったら申し訳ありませんが撮影。

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車体のステッカーのデザインはお約束の函館山。函館山からの夜景を見に行ったことは私もありますが、観光地でも「鉄活」中心であまり観光をしない私でも、ここは行って良かった!と思えた場所の一つです。

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ゼロキロポストとはこだてライナー。少々慌しくとも撮れるモノは撮っておくのが私流。というか皆さんきっと同じでしょうね。

それにしてもそのその昔の「連絡船」時代を知っている者からすると、この光景は新車であっても少々寂しく感じてしまいます。しかし時代はどんどん移ろっている訳で、北海道に来るのに何のためらいも無く飛行機を選択する時代が到来し、今や新幹線という選択も出来る時代です。自分のアラカンという世代感を改めてかみ締めていました。

2016年07月07日 20時45分

ながまれ海峡号(2)入線。

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15:26。「ながまれ海峡号」の入線です。

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道南いさりび鉄道が譲り受けたキハ0形9両の内、2両が「ながまれ号」に改装されており、その内の1両であるキハ401799がこの日のお供です。

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「ながまれ海峡号」の改札が始まり、他の乗客の方たちとホームに入りましたが、私と同行者は停車中の「ながまれ海峡号」の停車しているホームではなく隣のホームから撮影。

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道南いさりび鉄道のウェブサイトにあった『道南の名産「道南杉」を使用した内装を配し、日没後の函館山のシルエットに津軽海峡に煌めく漁火と、道南の街の灯り、空にスターダストをまとい、のんびりとした旅へご案内します。』という説明をそのまま引用させていただきますが、まさにそのイメージ通りです。

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函館山は右半分だけという中途半端さですが、まあ1両を3分割した写真なのはご容赦を。

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昭和の古豪ですが、この色はなかなかマッチしている印象。

2016年07月06日 20時31分

ながまれ海峡号(1)何と2回目の運転日に乗車だ!!!

北海道新幹線の開業に伴い第三セクター化された江差線改め道南いさりび鉄道。その道南いさりび鉄道に新たに登場した車両が地域情報発信列車「ながまれ号」で、北海道の補助事業で登場したその車両を使う観光団体列車が「ながまれ海峡号」です。

ながまれ2

その「ながまれ海峡号」は旅行会社が企画から商品化~運営までの全てを行うという恐らく日本でも初の挑戦で、もの凄く運よく奇跡的に6月11日(土)の席が1ボックス2名分取れたのでそれに合わせて本来のメインである北海道新幹線の乗車日を6月12日に決めたほどです。

※ネット予約です。おっ!空いていると気付いた時に同行者を決める事無くポチリました。

ながまれ1

さて乗車記念の券もしっかりしており、旅心を誘うには十分。

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函館駅構内の待ち合わせ場所。今回のこのブログのタイトルにもある通り「ながまれ海峡号」の2回目の運転とあってか旅行会社の担当者の方も心なしか緊張しているように見えました。

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列車の出発は15:57。15時の受付け終了後、15;30頃の再集合ということになりしばし散策。やはりこれはお約束かな?

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函館山と道南いさりび鉄道のホームを重ねるという一応、函館らしさを意識した一枚。記録写真としての撮影です。

2016年07月05日 20時16分

函館市電(3)函館駅前点景。

函館駅前午後3時。

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信号での行き違い。

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2両が重なる。

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そして分かれ行く。今年の2月8日に札幌市電西4丁目電停でも撮影したのと同じパターンですが、今回は地平からの撮影ですので、こんな感じで纏めてみましたが、どうせなら最後まで背景のビルを強調しつつ空を入れ込んだほうが良かった感じです。

2016年07月04日 20時15分

函館市電(2)末広町~十字街。

15時に知人との待ち合わせがあったので早々に函館駅に戻ることにしました。

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やっと電車は定時運転に戻り、末広町でまずは1枚。

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十字街は谷地頭に向かう電車との合流点なので電車の本数も多く、また楽しい写真も撮影できるのですが今回は車内からお茶を濁して終了。

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函館駅に14:37頃に戻りしばしここで粘ることに。

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と、そこに函館名物(と言ってもいいのかな)モーもータクシー登場。クラクション?が牛の泣き声で、一瞬何事かとたじろぎましたが、もっともそれで気が付きました。ゴールドの車体はドクターイエロー並みの幸運をもたらしてくれないかな?

2016年07月03日 10時09分

函館市電(1)アカシアの花咲く頃。

函館空港に12時過ぎに到着。

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今回は1泊ということで荷物を減らし、手荷物だけの搭乗。空港の外観写真を撮る間もなく目の前に停まっていたバスに乗り、12:45にはこうして函館駅の写真を撮っていました。

さて函館駅も今年2回目となりますが、2月の時は「はまなす」の旅だったので時間は深夜。また昨年も「北斗星」「トワイライトエクスプレス」と通ってはいるもののやはり夜行なので…。

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さてこの日の鉄活は「函館市電」からスタート。撮り鉄スポットとして定番の八幡坂を目指します。昼間の函館どつく前行きは12分間隔。でもなんだかダイヤ通り走っていない感じ。乗ってみればやはり海外からの観光客も含め電車は満員で、増発もされていたようですが追いついていないようでした。

ということで末広町で下車した時に到着した対向電車はご覧のような続行運転。通常では見られない光景です。

※「どつく」の「つ」は大文字なのですが、何度見ても慣れませんね。今回、この項を書いていても最初に「っ」と打ってしまい、読み返していていかんいかんと気付いて直しました。

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超有名スポットでの撮影。ここでは一瞬の通過を反射的に撮影する場所なので、ダイヤ通りならある程度覚悟が出来るのですが、この日はそうはならずひたすらカメラを構えて待ち続けました。

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「箱館ハイカラ號」は本来なら末広町電停を13;58頃に「函館どつく前」方面に向かい、「函館駅前」方面行きは14:10頃に通過のはずでした。

函館どつく前行きはタイミング的に見事に撃沈で、それもあって戻りの方は一応14:10からスタンバイし、14:13にこの写真を撮影しました。アカシアの花がもう少しあればなどとは贅沢な話ですね。

というより望遠の手持ちは流石に腕が疲れた。もっとも天候に恵まれたのでこの場所での初めての撮影は私的には満足しています。

2016年07月02日 10時05分

北の大地へ!目指せ函館。

6月11日(土)、今年2回目の北の大地へ!

先回は2月18日から2泊3日で札幌市電~はまなす~仙石東北ラインなどなどを回ってきましたが今回の目的は「北海道新幹線」。3月26日の開業以来、社内だけでも恐らく20人以上の方に「乗った」と聞かれ、挙句に社内の掲示板で「未乗」というのをUPしてくれなどという無理難題を言われたこともありました。(笑)

2016_06_11 函館市電_1

ということでお約束のミュースカイで中部国際空港に向かいます。搭乗するのは10:35発エアドゥADO127便函館行き。

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中部国際空港に忍者っていつからいるのでしょうか?個人的にはこういうのは好きです。

2016_06_11 函館市電_4

人生初エアドゥ。北海道ベースの航空会社なのでこれまでも北海道各地で何度も見かけており、中部国際空港からは札幌、函館に飛んでいるのでこれまでにも乗ろうと思えば乗れたのかとは思うものの、そのような機会はありませんでした。

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搭乗して気付いたこと。翼に「クマ」ちゃんがいるのは知りませんでした。

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この2月に乗ったスカイマークの同じく左側のウイングレットにはハートマークがあったりで、これは最近のトレンドなのでしょうか?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!