2016年08月19日 20時10分

遠州鉄道で撮り鉄(4)さぎの宮駅で30形を撮る。

この日の最終的な目的は大井川鐡道のビール列車。ここ数年、毎年呑み(乗りではありません)に出掛けているのですが、ただそれだけでは勿体ないので、浜松工場の「新幹線なるほど発見デー」とスケジュールがあった年はそこに出掛けてからであったり、そうでない年は天竜浜名湖鉄道の「転車台・鉄道歴史館見学ツアー」に参加したりした後、集合場所の新金谷に向かっていました、

で、今年は同じく参加する鉄友さんに「前半戦はどうします?」と『同行したい』という下心ありありで聞いたら、「遠州鉄道で30形を撮って、大井川でジェームス・川根路を撮影の予定です。ご一緒しませんか?」とのありがたいお言葉。二つ返事でありがたく連れて行ってもらえることになりました。

2016_08_06 遠州鉄道_27

ということで10:38に「さぎの宮駅」で下車。定番のお立ち台でまずはさぎの宮10:42発進浜松行きで肩慣らし。

2016_08_06 遠州鉄道_28

続いて新浜松駅で見かけた30形を撮影。定期列車ではなく回送でしたが、単線で12分間隔なのに更にこんな電車が走れるなんてある意味、凄い。

さて先に「30形を撮影」と書きましたが、狙いの30形はこれではありません。

2016_08_06 遠州鉄道_34

10:54過ぎ、新浜松に向かう本命の30形の編成/モハ25+クハ85が登場。この電車の運転は遠州鉄道の公式ウェブサイトでも鉄道ファン向けにわざわざ紹介されるほどで、この日の多くの鉄道ファンがこの地にやってきていました。

2016_08_06 遠州鉄道_37

この電車は、モーターから車輪に動力を伝える方式が吊り掛け駆動という昭和の時代は当たり前に見られたものの、今は本当に数少なくなったタイプの電車で、外見よりは、車内に響くその豪快なモーター音が人気です。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2016年8月
    « 7月   9月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!