2016年08月11日 13時27分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(2)上野発の特急列車/上越線。

特急とき

「とき」と言えばやっぱり何と言ってもこの“ボンネット”。私に記憶(心)の中にはこの形しかありません。

特急いなほ

上越線経由の「いなほ」。

「とき」も「いなほ」も一度も乗ったことがありません。そうそうっ、昨日UPした「はつかり」は乗車経験ありです。

と思い込んでいたのですが、「とき」は昭和48年12月27日に、上野~越後湯沢間で乗っていました。その頃は乗りつぶしを始める前で、この項を書き始めて調べ直し発見しました。それでも「いなほ」はありませんでした。因みに羽越本線は急行「きたぐに」、急行「鳥海」や最近であれば特急「トワイライトエクスプレス」で通っています。

特急ひたち

本来なら昨日のグループにいれるべき「ひたち」。「ひたち」は何度か利用しており、んっ?でも何でだろう。そうか!茨城県方面の乗りつぶしを合理的にするには、やはり一番便利だったからでしょう。またつくば市に仕事で何度か行ったことがあり、いつもは高速バスで往復だったのですが、帰路は首都高速の渋滞に掛かりそうな時だけ常磐線を使っていました。

2016年08月10日 20時39分

T氏がかつて「鉄ちゃん」だった頃(1)上野発の特急列車/東北・常磐線。

私の友人T氏。転勤族で名古屋勤務時に知り合った方です。作家「太宰治」をこよなく愛し、出身地である津軽だけではなく、彼が過ごし、そして縁のあった土地を回るなど市井の研究家というのが私の中の彼の位置づけでした。そうっ、ある時までは…。

何度か呑んでいるうちに「実は…」と告白され、それが縁で元国鉄職員だった歌手、伊藤敏博さんのライブに一緒に行ったりしました。

で、今日から数回、彼の黒歴史?白歴史?の一端を紹介します。まずは昭和50年代前半の写真。

特急はつかり

新幹線無き時代、上野発の特急の代表と言えば東北本線をひた走る「はつかり」。

特急みちのく

同じく昼行特急で常磐線経由の「みちのく」。583系だったのですね。

特急はくつる

東北線経由の583系の寝台特急「はくつる」。

特急ひばり4

上野~仙台を結んだ「ひばり」。

特急ひばり

同じく「ひばり」ですが583系が運用に入っていたとは知りませんでした。やはり地元で無いとこうは撮れません。

特急やまばと

最後は山形を結んだ「やまばと」。

これらの写真が撮影された時期は私がせっせと国鉄・私鉄完乗を目指して励んでいた頃で、上野発着の特急列車にはあまり目を向けていませんでした。

それにしてもこうして並べてみると壮観です。記録写真としての価値があると思っています。

2016年08月09日 20時37分

大阪チョイ撮り(3)大阪環状線 201系の旅。

最初の目的地、讀賣テレビは京橋駅近く。

2016_07_22 大阪_13

お約束の201系で移動。いつまで乗れる!この電車の気分で気合を入れて乗り込みました。

2016_07_22 大阪_19

先頭車のお立ち台で撮影。環状線らしい風景を肌で感じていました。

2016_07_22 大阪_20

行き違う電車。

2016_07_22 大阪_21

真田丸ラッピング編成があるとは知りませんでした。ラッキーでした。これが順光だったらなお良かったのですが、それは贅沢かな?

2016_07_22 大阪_23

京橋駅で下車。201系も先が見えてきたので乗れる時に乗っておかないと…。

2016年08月08日 20時35分

大阪チョイ撮り(2)ヘッドマークを2つ。

7月22日。

この日は2つのヘッドマークと出会いました。

2016_07_22 大阪_9

1)天神祭…雲雀丘花屋敷行き。

2016_07_22 大阪_12

2)神戸市内高架延伸線開通80周年…特急新開地行き。

2016_07_22 大阪_11

現在の神戸三宮駅までの高架線の開業80周年ということですが、昭和52年に乗ったのは確実で、それ以降、仕事で結構何度か乗っている覚えがあります。

2016_07_22 大阪_10

プラットホームには鉢植えの花が飾られています。

日常の生活でこの駅を使う人にもほんの少しかも知れませんが潤いを与えていると思います。何だか良いなあ阪急電車。

2016年08月07日 15時32分

大阪チョイ撮り(1)阪急梅田駅。

先月(7月)22日、大阪に出張。で、仕事の前に20分だけ阪急梅田駅でチョイ撮りすることに。

2016_07_22 大阪_5

阪急梅田駅に来たのは一体いつぶりかが思い出せません。昭和52年(1977年)11月1日に河原町から梅田まで乗っている記録があるので、40年ほど前に来たことは間違いありませんが、それ以降では多分4~5回あるかないかです。

2016_07_22 大阪_6

3複線の同時進入は阪急名物となっていますが、2列車でも十分に楽しめます。

2016_07_22 大阪_7

平日の昼下がりなので、ホームは閑散としていますが、しかし今いる場所が阪急なので、それが何故か余裕というかゆとりというか、そんな風に感じるのは何故でしょう?

2016_07_22 大阪_2

横並び2態。まずは4編成。

2016_07_22 大阪_8

もう一発は5編成。

梅田駅ならでは美しさ!に感動。

2016年08月06日 23時28分

昭和の名古屋を満喫できる鉄道本。

都市交通研究家でNPO法人名古屋レール・アーカイブス会員の服部重敬さんがトンボ出版から『「汽車・電車・市電」昭和の名古屋 鉄道風景』を上梓されました。
この本は服部さんが高校生の頃から一人で撮影された写真だけを使用しており、写真点数は530点とのこと。同い年の私としてはただただ驚くばかり。それにしてもよくもまあこれだけ色々な場所で様々な季節に多種多用な形式の車両を撮っていたもんだというのが素直な感想。先立つものと時間があったとしても出来るものではありません。コツコツという地道さが、歴史を記録させたと思います。

鉄道本

昭和40年代以降の思い出が詰まった一冊が、私の本棚に並びました。

2016年08月05日 20時14分

地下鉄東山線のワンマン運転。

名古屋市営地下鉄東山線今池駅。

2016_07_09 今池駅2

電車の先頭車のところにいつの間にかホーム監視モニターが絶賛稼動中!
でも東山線には車掌さんがいる。現に藤が丘行き電車の車掌さん用のドアも開いている。

2016_07_09 今池駅1
なな何と私の知らないうちに池下以東、亀島以西でのワンマン運転が始まっていたのだ。
ツーマン運転が始まる駅では車内放送で車掌さんの挨拶のアナウンスが入るのは確認しました。
録音鉄の皆さん、録るなら今の内。

そう言えば、可動式ホーム柵につきもののATO(自動列車運転装置)による運転は昨年始まっていますが、これも気付いていなかった。こちらはもう直ぐ1年が経ちますね。

※本日の内容は先月(7月)9日の体験談です。

2016年08月04日 20時28分

北海道新幹線(8)H5+W7の時代。

2016_06_12 北海道新幹線_96

新函館北斗から17:04に東京駅22番線に着いたH5系の出発時間は17:20。

お隣の21番線ホームには17:12にあさま622号。折り返し17:24発かがやき513号。実はこの車両W7系。JR北海道とJR西日本の新幹線車両の貴重な並びなのです。

2016_06_12 北海道新幹線_100

手前にH3編成。奥にはW9編成。証拠写真が撮影できるのを同行者が気付いて私にアドバイスしてくれました。(多謝)

2016_06_12 北海道新幹線_101

ハっと気付くとのぞみ55号の出発時間が迫っておりあわてて移動。最後はN700ラージAで名古屋まで。

名古屋駅には19:12に到着で、12:44に始まった6時間28分の新幹線の旅が終わりました。

昭和の時代、北海道の往復には「急行十和田」、「急行八甲田」、夜行の「青函連絡線」を使っており、名古屋駅に降り立った時にはそれほどの感慨が無かったものの、名古屋駅から乗り換えた名鉄電車から町の明かりを眺めていたら、ふとかつての北海道という地へのあこがれであったり想いが蘇りました。

2016_06_12 北海道新幹線_103

家に帰り、夕食に新函館北斗駅で買った駅弁「鰊みがき弁当」を食す。

また明日から仕事を頑張ろうと決意表明。

2016年08月03日 20時22分

北海道新幹線(7)東京駅到着。

東京駅到着は17:04ということで後は寝るだけ。で、その前にシードルで乾杯。

2016_06_12 北海道新幹線_81

そう言えばシードルを前回飲んだのは平成24年10月11日。東北新幹線はやぶさ3号「グランクラス」の座席でした。

2016_06_12 北海道新幹線_86

東京駅に定時着。電車から降りた時にはすでに「はやぶさ29号 新函館北斗行き」に方向幕が変わっていました。早い!それにしても東京駅でこのH5系を撮影している人は見当たらず。例外は私達。

2016_06_12 北海道新幹線_87

H5系@東京駅を象徴する1枚。

2016_06_12 北海道新幹線_88

東京駅。北海道から電車に乗ったまま、しかも新幹線で東京駅に到着する時代が来ようとは夢にも思っていませんでした。

瞬間ではありましたが、駅名票を見上げて感動。

「北斗星」で上野駅に着いた時とはやはり別モノですね。

2016年08月02日 20時19分

北海道新幹線(6)恒例!盛岡駅での儀式。

盛岡駅は14:44着で14:50発。ここでお馴染みの儀式の撮影。ただビール、日本酒、ワインのはしご酒&八戸駅での出会いと別れを経て寝落ち。同行者によれば私は起こすのも憚られるほどの状態だったとのことで已む無く(本当かいな?)一人で外へ出たそうな。

2016_06_12 北海道新幹線_67

しかし私は目覚めたのだ!

10号車ということでドアを一歩出れば儀式の現場という地の利に助けられました。

2016_06_12 北海道新幹線_69

お約束のショット。H5系。

2016_06_12 北海道新幹線_74

H5とE6が近づきます。

2016_06_12 北海道新幹線_75

そしてドッキング!

それにしてもこの光景は相変わらずの人気で、結構な人だかり。と言っても譲り合いながらこうして撮影が出来ました。

2016_06_12 北海道新幹線_77

E6側から見たフォルムの美しさ。

2016_06_12 北海道新幹線_78

H5側からも一枚。日本の列車の中でも、この編成美は私のお気に入りです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!