2016年09月30日 20時17分

EF652139+14系+12系 甲種輸送。東海道を行く最後の客車列車?

2016_09_29 甲種輸送 5ということで(何が?)笠寺駅に移動。

ここでは10:05着の10:11発。

2016_09_29 甲種輸送 6最初からヘッドマークをメインに撮影するつもりでした。それにしても特急色、赤色ナンバープレートの2139を、14系・12系客車のこの列車に当てるとはJR貨物もやるなあ。人が集まるのも納得!

2016_09_29 甲種輸送 7最後尾の客車にもヘッドマーク付き。気合が入っている。前後ヘッドマーク付きの甲種輸送ってこれまでも走ったことがあるのかな?私が知らないだけかもしれません。

2016_09_29 甲種輸送 8笠寺駅で待避する列車は、ホームから遠く離れて出発信号機の手前での停車となります。

この後姿を見て思ったこと。そもそも客車列車を名古屋市内で見たのはいつ以来なのだろう?それより客車列車をこれから見ることってあるのかな?厳密には客車列車では無いのですが、しばし感傷に浸る。

2016年09月29日 15時49分

EF652139+14系+12系、秋を行く甲種輸送。

本日(9月29日)、EF652139+東武鉄道に譲渡される客車(14系+12系)の甲種輸送が行われました。

2016_09_29 甲種輸送 1実は昨夜、知人から「ネットで、明日の甲種輸送が話題になっているよ」と連絡が入り、そうした情報に疎い私は早速行動を開始(検索)。

そこに「8862レのスジ」との記述があったので、次に「8862レ」を検索。そうすると出るんですね、その列車のダイヤ!

それを参考にして撮影ポイントを一考。ある程度列車編成が分かるほうが良かろうと考え、東海道本線木曽川駅から北へ15分ほど歩いた定番中の定番スポットに決定。朝6時過ぎに起きて列車を乗り継ぎ8:20に木曽川駅到着。

2016_09_29 甲種輸送 2

8:46に狙いの列車がその姿を現しました。それにしてもよもやのヘッドマーク付き。昨晩からネットで話題になっていましたが、かつての特急を彷彿(ほうふつ)させるには十分。

頭(こうべ)を垂れる稲穂の中を行くPFと青色の客車は、ここだけ見れば昭和の情景。これだけで私はしびれまくり。

2016_09_29 甲種輸送 3この場所を選んだ理由は2つ。万が一にも下り列車と被るのを嫌ったのと、キャパがあるので時間ギリギリに着いても多分、私1人分くらいの撮影スペースはあるだろうということ。

2016_09_29 甲種輸送 4

それにしても私がここに着いたのは8:40頃で、その直前で雨は上がったのですが、それまでは結構な本降り。長時間待った方たちは大変だったと思います。もっとも私も朝起きた時は、「どこかの駅撮り」という甘い誘惑に負けそうになったのですが、天気は回復方向という予報を信じてここまで来ました。

2016年09月28日 20時56分

ラ・マルせとうち(8)宇野駅前をしばし散歩。

11:10分に着いて11:38発で岡山に戻ります。2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_91

その短い時間を使って宇野駅前をしばし散歩。最初は「“海”だけは見ておこう」と思っていたもののなかなか目と鼻の先の海に辿り着けません。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_92

少し先には「愛の女神像」(作:ドルヴァ・ミストリー)。「たまのの恋愛スポット」の看板もあり、左側のお尻にタッチして願い事をするのだそうですが、男一人ではそんな勇気は出ない…。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_97

駅との位置関係はこんな感じ。

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思いのほか時間がかかったもののやっと海を目の前にする。

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「ラ・マルせとうち」の乗客の方たちはそれぞれ思い思いの場所に出掛けたようですが、私の宇野駅界隈探訪は終了。ところで連絡船はどこから乗ったのだろう???

2016年09月27日 20時54分

ラ・マルせとうち(7)宇野駅のオブジェ。

昭和50年(1975年)3月23日以来の宇野駅到着。

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連絡線があった時代にきたことしかない上にそもそも写真を撮っていないこともあって記憶がなく、かつての宇野駅と今の宇野駅の違いが分からない。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_84

ともあれ終点に到着。ぶれぶれぼけぼけの写真で恐縮ですが、右側の電柱の「津波避難」はかつてはなかったはずです。

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「ラ・マルせとうち」が走り始めて設置されたと思しき装飾。ここはみなと町です。

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でっかいオブジェが出迎えてくれる宇野駅。

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「海からの贈りもの」(作:白井美穂)。思わず下から上までしっかり見てしまいました。何だか楽しい。

2016年09月26日 20時52分

ラ・マルせとうち(6)八浜駅の駅舎アート。

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常山駅に続いて八浜駅にも11:56頃に停車。11:01まで暫し写真タイム。因みにこの「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」ではドア横のボタンを自分で押して下車します。私にとっては「まあね」の世界ですが、自動ドアしか知らない場所から来た人にとって、これはこれでイベントになりそうだと思った次第。

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八浜駅は外から見ると普通の駅に見えます。

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しかしエキナカから見ればその風景は一変。駅舎だけではなくホームもアートです。

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ゴミ箱もアート。

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電車を横から改めてしっかり見てみる。

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ドアには自転車もしっかり描かれています。

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自分の記念写真ではなく、アテンダントさんの記念写真。接客に好感が持てたので、敬意を表した1枚だと思ってください。

2016年09月25日 20時48分

ラ・マルせとうち(5)常山駅の田んぼアート。

ラ・マルせとうち チェキ

車内ではアテンダントさんがこんなインスタント写真を撮ってくれるサービスがあります。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_47

自分のカメラではなく、JR西日本が用意しているというのが嬉しいですね。勿論、自分のカメラでも撮影してくれます。1人ではちょっと恥ずかしかったのですが、私の以外の1人旅の方たちも喜んで撮影されていたので、ホッとしたのは事実です。

なおカウンター席も座席指定で、私はカウンター席ではなく敢えて普通の座席を選びました。瀬戸大橋を渡るルートの様な景色が楽しめる路線を走る時は選択肢としてありですね。

それにしてもカウンター席のグリーン座席は日本初?はないでしょうか。

また電車の床材はサクラ材だそうで、こうしたところも私のこの電車に対する評価が大幅にアップした要因です。乗ってよかった!

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茶屋町には10:32頃到着。ここで瀬戸大橋線(本四備讃線)とお別れです。正式には岡山からこの駅までも宇野線で、ここから瀬戸大橋を渡るのが本四備讃線となるのですが、今では、茶屋町から宇野までの間が宇野線と言った方がしっくりする気がします。

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備前片岡駅に10:42頃到着。ここで備前片岡駅発10:46の電車を待ちます。それにしても岡山は115系も含め国鉄時代を髣髴(ほうふつ)させてくれる場所なんですね。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_61

常山駅に10:51頃到着。1面1線の構造で、普通に考えれば通過する所なのですが、ここは停車。その心は田んぼアート。

今はハートですが、季節が移ろうと変わっていくのかな?地元の協力があってこそですが、実は帰りの電車では案内放送が無かったので誰も振り向きませんでした。地元客主体で、観光客が少なかったとはいえちょっと勿体ないというのが私の感想。

2016年09月24日 20時45分

ラ・マルせとうち(4)車内は工夫が一杯。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_37

車内探訪。網棚の場所はこんな感じ。

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「せとうち」を意識したオブジェもGOOD。

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カフェとおみやげのコーナー。アテンダントさんにはちゃんと了解を撮って撮影。ブログでのUPもOKとのことで流石、観光列車です。

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オリジナルグッズも揃っており、思わず2つ購入。

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いわゆるパラパラ漫画。蓮沼昌弘さん作「連絡線の物語。かつての宇高連絡船時代を懐かしみつつ、なるほどと思いつつ2度見ました。

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特に沿線風景が良いとは言えない宇野線(すいません。私の個人的な感想です)にあって、「乗る楽しみ」がいろいろ工夫されており、59分の乗車時間がどんどん過ぎて行きます。多分、私以外の乗客の方たちも同じような感想を持たれたことと思っています。

2016年09月23日 20時35分

ラ・マルせとうち(3)自転車が積める!

ラ・マル せとうち

「ラ・マルせとうち」の記念乗車証。電車が「白」と「黒」を基調にカラーリングされているので、このようなモノトーンな感覚となるのですが、この乗車証を見てかえってこれはおしゃれだと思いました。

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妹尾の駅で2列車と交換。

まずは観音寺始発で、妹尾10:20発の岡山行き普通電車。

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続いて10;24に徳島始発の「うずしお6号」+中村始発の「南風6号」と交換。

本州と四国を繋ぐ大動脈に乗っている気分が高まってきました。

ラ・マルせとうち グリーン券

私の席は1号車、1番A席。因みに2日前にネットで予約。車内検札印もオリジナル!

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213系でも椅子はちゃんとグリーン車です。窓が戸袋の席というのが如何にもですし、窓割が合ってないのもご愛嬌。思ったほど気になりませんでした。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_45

「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」には自転車を置く「サイクルスペース」があります。事前予約が必要とのことで、この日は…。実は左の2台はJRが用意した“イメージ”を伝えるためのもので、右側の1台が本当に乗車された方の自転車です。(持ち主の了解を取って撮影しています)

2号車にも同様のスペースがあり、全部で8台が積めるようになっており、また輪行袋に自転車を入れて持ってきた方は、一旦組み立ててここに置くことになります。このスタイルが定着し、自転車を列車に持ち込んでの旅が定着すれば面白いサービスだと思います。

2016年09月22日 20時03分

ラ・マルせとうち(2)La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)。

La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)。フランス語で木製の旅行鞄(かばん)の意味があるそうです。

旅の道具箱(トランク)に見立てた列車。

※『吉備之国くまなく旅し隊(JR岡山支社 旅のおたすけナビゲーター)』のHPを参照しました。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_9

現代アートに颯爽と身を包んで吉備路を走ります。

2016_09_10 アンパンマントロッコ号_11

ホームにある八点鐘。かつて船乗りが時を告げたとされるこのモニュメントに見送られ、ラ・マルせとうちは10:11の定時に歩みを始めました。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_18

山陽本線を離れ宇野線(今は宇野みなと線の愛称が付けられています)に入ります。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_20

ここを通るといつも四国へ旅立つのだという感慨が在りましたが、この日は宇野止まり。

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自分の席に着くと、おしゃれな観光マップが私が座るのを待っていました。

2016年09月21日 20時37分

ラ・マルせとうち(1)グリーン車の旅。

平成28年9月10日(土)と11日(日)の2日間、岡山県と香川県の鉄旅をしました。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_1

まずは名古屋発8:02ののぞみ151号広島行きに乗車し、岡山へ。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_2

で、9:40に着いた岡山駅構内のコインロッカーに手荷物を預けようとしてビックリ!

「保険大臣会合」が開催されるため使用中止の張り紙。結局駅の改札内は使用禁止だったものの、改札を出たところにあったコインロッカーは使うことが出来、まずは事なきを得ましたが、神戸の会合が岡山に影響するとは夢にも思いませんでした。旅をしていると色々あるものです。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_3

この日の最初の鉄旅は観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」による「ラ・マルせとうち」宇野行きへの乗車。

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ジョイフルトレインというか観光列車というかこの213系を改造した2両編成の電車は、全車グリーン車指定席の普通列車。

2016_09_10 La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)_64

9月10日は「青春18きっぷ」の最終日でしたが、その切符では乗れないためかそういう方の姿は皆無と思しき感あり。

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どこかゆったりとした時間が流れる5番線ホーム。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!