
短いながらも充実した折り返し時間を楽しんだ方たちが三々五々列車に戻ります。

戻りは夜汽車。遠ざかってゆく駅の信号に哀愁を感じます。

車内の電灯に惹かれて色々なお客さんが訪れます。それもまた楽し。

オハフ33215。帰路は毎年旧型客車に乗車。いつもとちょっと違う飾りがあるのはご愛嬌。

白熱灯の下で宴会は続く…。
そのその昔、夜汽車に乗り合わせた乗客同士が、お酒を酌み交わしつつ談笑し、日付が変わる頃に眠りについた時代がありました。
大井川の夜汽車はそんな“穏やかな宴”ではなく、笑い声が車内にこだまする楽しい宴でした。