2016年11月09日 20時18分
久しぶりに携帯の電波が届かないところをひたすら歩いている。
旧北陸本線廃線跡のトンネル群は登録有形文化財(第18-0152号)となっています。
文化庁のホームページでは「明治期官営鉄道施設のトンネル群」とあり、昨年(平成27年)11月20日に登録されました。
登録理由(文化庁の発表から転載)
『北陸線は鉄道庁の手によって明治26 年に着工し,同29 年に敦賀―福井間が開業した。急こう配の岩石地帯であったため,難工事を乗り越えて多数のトンネルを設けた。
樫曲トンネルは明治26 年に完成しており,もとは第一号隧道と呼ばれた。長さ87m で,東西出入り口はイギリス積の煉瓦造とする。
昭和37 年に北陸トンネルが開通すると廃線となり,県道に転用されている。これらのトンネル群をまとめて登録する。』
以上です。
納得。
登録有形文化財の中をひたすら歩く。
歴史あるトンネルを通り抜ける。
出たところで信号を撮影。時刻は12:41。