2016年11月11日 20時56分

旧北陸本線廃線跡を歩く(8)山中隧道

2016_10_09 旧北陸本線廃線跡巡り_86

山中隧道は1896年(明治29年)竣工で全長1170メートル。ここ旧北陸本線の登録有形文化財に指定されているトンネルでは最長です。

2016_10_09 旧北陸本線廃線跡巡り_89

今回は懐中電灯持参のツアーでしたが、トンネル内は照明があり、何とか使わずに済むことができました。

2016_10_09 旧北陸本線廃線跡巡り_91

ただこの山中隧道は、天井から水がかなり滴り落ちており、私は使いませんでしたが傘をさしている方もおられました。

もっとも路上の水溜りに天井の蛍光灯の光が反射し、幽玄というか神秘的な光景を作り出していたのは事実です。

2016_10_09 旧北陸本線廃線跡巡り_99

1キロを越すトンネルを15分ほどかかり通り抜け。

13:03に地元・南越前町のキャラクター、「タッピー君」と「はす坊」の出迎えを受けましたが、それも相まってここが何だかウォーキングの終点気分。

11:25に歩き始めてから既に1時間40分ほどが経っているものの、ここからまだ4キロ残っています。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2016年11月
« 10月   12月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!