2016年11月13日 17時06分
「旧北陸本線廃線跡のトンネル群は登録有形文化財(第18-0152号)となっています。」と先に書きましたがここのプレートは「第18-0153号」です。
旧北陸線トンネル群では11のトンネルと1つの暗渠(あんきょ)、1つのロックシェッドが文化財となっており、調べたところそれぞれに個別の番号が付けられており、これは何だか新鮮な発見でした。
文化庁のプレートの反対側にもう一枚のプレートを発見。登録有形文化財と同様ながら、その内の11のトンネルが「旧北陸本線トンネル群」として2014年(平成26年度)に土木学会選奨土木遺産となりました。
選奨理由…
旧北陸本線トンネル群は「旧北陸本線の最大の隘路であった敦賀・今庄間で建設されたトンネル群であり、現在も道路として機能する貴重な土木遺産」であります。
旧山中信号所のあった場所に置かれたトラック。積まれているのは蒸気機関車/D51の汽笛。私も遊ばせて貰いましたが、紐を引くと音だけではありましたがかつてここを行き来したD51の機関士気分が味わえます。ツアーの特典とのことでした。
私達は『本線』を歩いていくのですが、左側には側線の跡が今も残されています。
少し先になりますが側線のロックシェッド(落石防護柵)が見えますが、気が生い茂り殆どトンネル。
一方こちらは旧北陸線山中ロックシェッド。これも国指定登録有形文化財です。
そしてこれが今回の「文化財の旅」の最後の目的地となりました。