2016年12月01日 17時15分

名古屋貨物ターミナル駅(3)100周年の八幡信号所のタブレット。

現在はJR貨物の路線となっている「名古屋港(なごやみなと)線」。私にとっては「東臨港線」の方が馴染みがあります。

その名古屋港線が開通したのは1911年(明治44年)。その途中から白鳥線が分岐する「八幡(やわた)信号所」が設けられたのは今から丁度100年前の1916年(大正5年)の12月8日でした。

2016_11_09 名古屋貨物ターミナル 18

ということで今年は八幡信号場の100周年。

こちらもご案内頂きました。1週間に3往復の列車が通るとき以外、普段は施錠されており絶対に足を踏む入れることができない場所です。

2016_11_09 名古屋貨物ターミナル 17

古めかしい八幡信号場の看板。開業当時のそのままのようです。

2016_11_09 名古屋貨物ターミナル 8

今も現役の通票閉塞式。タブレット式の閉塞と行った方が分かり易いですね。左側にあるタブレットキャリアがそそりますが、これで安全な通行が確保されているのです。

2016_11_09 名古屋貨物ターミナル 9

見学させて頂いたのは運行がない日で、これが実際に稼働するところは見ていません。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!