2016年12月14日 20時36分

釧路市博物館「釧路・根室の簡易軌道」展(2)太平洋石炭販売輸送臨港線。

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「釧路・根室の簡易軌道」展ではジオラマも展示されています。これはほんの一例。

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また見学の記念品としてペーパークラフト(釧路製作所特製)や缶バッジ(有料)があります。

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ペーパークラフトは無償での配布でしたが、限定品とのことで今も配布しているかどうかまでは確かめていません。で、私も早速作ってみましたが、どうも私は不器用なようです。

※赤い車両が釧路市博物館で配布していたもので、緑の車両は翌日のイベント参加者に配布されたものです。

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最後に釧路市博物館は高台にあり、眼下には春採湖が見下ろせます。湖畔の左側には太平洋石炭販売輸送臨港線の線路があり、博物館はその撮影スポットにもなりそうです。等と書いていたらまた撮影に行きたくなりました。

2010_02_19~太平洋石炭販売輸送_122

参考までにこの写真は博物館の対岸から2010年2月20日の撮影です。

ところでこの「釧路・根室の簡易軌道」展ですが、非常に見応えがあります。展示されている写真以外にも多くの写真が寄せられたとのことで、それらの写真はすべてスキャンした上でモニターで上映されており、そうした細かい心遣いも嬉しい展示です。いやいや心遣いというよりは、それを見ているだけでも時間の過ぎるのを忘れます。また年明けの年度末までにはこの展示を中心にした書籍も出される予定で、私はそれを今や遅しと心待ちにしているところです。

「SL冬の湿原号」が走り始めるまでにこの展示は終わってしまいますので、そうでなくとも冬の道東巡りをしつつ足を運ばれては如何でしょう?規模はそれほど大きくはないものの満足度は高いと思います。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!