2016年12月22日 20時27分
自走客車。
釧路製作所製。釧路製作所はその名の通り釧路にある主に橋梁のメーカーで、本社には雄別鉄道で使われていた蒸気機関車(8722号)が保存されていることでも知られています。(私も見学したことがあります)
先に書きました釧路市博物館で配布されているペーパークラフトも釧路製作所が作ったもので、本物の走る自走客車から紙の自走客車まで作る日本で唯一のメーカーです。(笑)
昭和46年(1971年)に廃止となった別海村営軌道ですが、自走客車の車内は思っていた以上に当時の姿を留めていました。
※今回はドアを開けて頂き中を見学していますが、別海町の担当者の方が立ち会わないと中を見ることは出来ないようです。
貨車。往時のミルク輸送の一端を垣間見ることが出来ます。
釧路市博物館の「釧路・根室の簡易軌道」展にあったジオラマが、自走客車そしてこの貨車を見たこと、そして1日廃線跡巡りで見てきた情景と重なっていく瞬間でした。