2017年01月11日 20時02分
TCE.3002/3000形3005編成。結局この編成は動くことがなかったようです。
かろうじて姿を見せているものの、ここまでシートが被せられていると、これが元広島電鉄の電車だと知っている私たちのような者でなければ何がなにやらさっぱり分からないでしょう。
終点の架線柱は既に発見当時のアンコールワットの如く植物に覆われ始めています。
元広島電鉄の車両が置かれている場所の少し先にある「Keighley Street Goods Office(Burma Railways)」。イギリスが建設したビルマ鉄道の駅舎で、ヤンゴン市内の英語の観光ガイドの冊子には歴史的建造物としての記載がありました。
1880年代に作られたとのことでイギリス植民地時代の歴史を今に伝えています。広島電鉄の車両の見学ついでに歴史散歩。