2017年01月14日 13時39分
東西を走るバスから南北を走るバスに乗り換え。
車内にある多分「交通安全のお守り」。もっとも“お守り”というよりはいつでもどこでも仏さまと一緒にいるという信仰の場所という気もしました。
乗ったのはこの小さなバス。お客さんは結構いて満席どころか立ち客あり。乗客が狭い車内で譲り合ってぎゅんぎゅんに座るさまは、昨今の日本でありがちな「座ったもん勝ち」とは違って良い国だなあと実感。
逆に「ああ満席」と思っても座る場所が出来るとも言えます。(塗り分けが何だか名古屋っぽい)
街を行く懐かしい塗装のバス。
ヤンゴン中央駅前にも1台停車中。
丸八は名古屋のシンボル。
進行方向右側に無理やり作った感のあるドア。
ところでミャンマーは名古屋の市バスだけではなく、日本全国の中古バスの宝庫。
今回の同行メンバーにはバスマニアもおられそれこそ舌なめずりをしながら何百枚も撮影されていました。
その方に、「ついていけない」という暴言(笑.単なる感想です)が喉元まで出かかりましたが、「このバスは元**バスで、年式は**。それが分かるのは今の塗装のこの部分にかつてのバス会社の色が残っていて・・・」とか…。ああっ、はい。
もっとも日本全国のかつての現役選手たちが一堂に会しているのは壮観であり、車によってはラッピングであったり、当然のことながら右側にドアが増設されたりはあるものの『楽しい』と思ったのもある意味事実。日本では絶対にありあえなかった光景がここヤンゴン(ミャンマー)で日々繰り広げられています。端的に言えば名古屋市営バスと京都市営バス・相鉄バスが並ぶことだってあるのです。バスファンには堪らないだろうということだけは理解できます。
実は名鉄バスもよく見かけたのですが、写真を撮影することは出来ませんでした。
※いつの間にか「旧」という接頭語が無くなっている。