2017年01月14日 13時39分

ミャンマー鉄道旅(16)名古屋市営バス。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_16

東西を走るバスから南北を走るバスに乗り換え。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_19

車内にある多分「交通安全のお守り」。もっとも“お守り”というよりはいつでもどこでも仏さまと一緒にいるという信仰の場所という気もしました。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_20

乗ったのはこの小さなバス。お客さんは結構いて満席どころか立ち客あり。乗客が狭い車内で譲り合ってぎゅんぎゅんに座るさまは、昨今の日本でありがちな「座ったもん勝ち」とは違って良い国だなあと実感。

逆に「ああ満席」と思っても座る場所が出来るとも言えます。(塗り分けが何だか名古屋っぽい)

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_21

街を行く懐かしい塗装のバス。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_26

ヤンゴン中央駅前にも1台停車中。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_25

丸八は名古屋のシンボル。

2016_11_25 ヤンゴン バスの旅_27

進行方向右側に無理やり作った感のあるドア。

ところでミャンマーは名古屋の市バスだけではなく、日本全国の中古バスの宝庫。

今回の同行メンバーにはバスマニアもおられそれこそ舌なめずりをしながら何百枚も撮影されていました。

その方に、「ついていけない」という暴言(笑.単なる感想です)が喉元まで出かかりましたが、「このバスは元**バスで、年式は**。それが分かるのは今の塗装のこの部分にかつてのバス会社の色が残っていて・・・」とか…。ああっ、はい。

もっとも日本全国のかつての現役選手たちが一堂に会しているのは壮観であり、車によってはラッピングであったり、当然のことながら右側にドアが増設されたりはあるものの『楽しい』と思ったのもある意味事実。日本では絶対にありあえなかった光景がここヤンゴン(ミャンマー)で日々繰り広げられています。端的に言えば名古屋市営バスと京都市営バス・相鉄バスが並ぶことだってあるのです。バスファンには堪らないだろうということだけは理解できます。

実は名鉄バスもよく見かけたのですが、写真を撮影することは出来ませんでした。

※いつの間にか「旧」という接頭語が無くなっている。

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2017年1月
    « 12月   2月 »
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!