2017年01月18日 20時09分
11月25日(金)。さて環状線の列車に乗るわけですが、その本数は日本のローカル線並み。
地下鉄名城線的な表現をすれば右回り(時計回り)、山手線的に言う外回りは1日に11本。左回り(反時計回り)、内回りは8本しかありません。あっ!ミャンマーでは車は右側通行ですが、なぜか鉄道は日本と同じ左側通行で、「内回り」「外回り」の表現はそのまま使えます。ただこの上下列車の本数の差の理由は私には分かりません。
ということで14:25発の右回りに乗るつもりでしたが、何せ出発するホームが直前にならないと分からない。
この写真の列車がそれだと聞いて、まずは駅での編成写真を撮影。
ドア付近の写真を次に撮影。ほぼ地上から乗り込むことになります。
車内に乗り込み準備万端。…だったのですが、ホームにアナウンス(ミャンマー語)が流れどうやらこの編成では無くなった模様。乗っていた乗客は一斉に下車。
改めて駅員さんにどれが環状線列車かを聞きつつ右往左往している間に何だか列車は運休???それともどこかのホームから出発した???
結局、時間の都合で環状線の西側の途中にあるインセイン駅行きに乗り込み、ヤンゴン環状線一周の旅は諦めました。(トホホ)
実は環状運転する列車は少ないのですが、途中駅まで行く列車や途中から分岐する支線への直通列車は結構あり、恐らく大多数の乗客はそうした列車に乗ったと思われ、また環状線で列車の本数が少ない区間はお客さんの数もそれなりですので実害は知れているのかも知れません。
インセイン駅は工場もある大きな駅。ただ駅前は静かな時間が流れていました。
おまけの情報としては、厳しい渋滞があるヤンゴン市内からヤンゴン空港へ行く際に、比較的時間読みし易いのがここインセイン駅からタクシーでヤンゴン空港に向かうルート。私がリアルで繋がっている鉄友の一人も愛用しています。
構内には昔、主力であったであろう蒸気機関車が無残な姿を見せていましたが、こうした光景にも1日で随分慣れてきていました。
参考までに構内での撮影は特に問題はありませんでしたが、工場に入るには国の許可が必要とのこと。私たちの様な観光客が行き着ける場所ではありません。