2017年02月08日 20時49分

《豚車》@ミャンマー(2)ピュンタサで子豚と戯れる。

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このワゴンが私たちのお供。車の横の線路は今も現役バリバリ!!!理由は後ほど。

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いよいよ《豚車》とご対面。LRBE.56。

私の知人では今回の幹事の白川淳さんを始め、名古屋在住の都市交通研究家/服部重敬氏が以前、この《豚車》を撮影されており、それを見た私は「いつかは乗ってみたい…」「撮影したい」と思っており、実はこの日が私にとっての今回の旅のメインイベントだったりします。

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LRBE.7。今いる場所は、実はピュンタサの車庫。この車両が機関車兼客車で、後ろに写っている客車を引っ張るようになっています。何故この位置にそれぞれの車両がいるかといえば、実は機関車には片方にしか運転台がないため、ここの三角線を使って方向転換を行っているのです。ターンテーブル(転車台)があれば、、、と思うよりこの光景に魅かれる。

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「テーマ…子豚との戯れ」。

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いい大人たちが子豚の動きに合わせて右往左往。

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アジアの風景。

ところで《豚車》の置き換えですが、今年に入りRBE.2504 元名鉄キハ24での運用となりました。それはそれでとも言える。

2017年02月07日 16時34分

《豚車》@ミャンマー(1)いざピュンタサへ。

ミャンマーシリーズ再開。

11月27日(日)朝食。2016_11_27 “豚”車_2

もうすっかりお馴染みの店となりました。

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麺を2種類。

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「汁無し」と「汁あり」の違い。

さてこの日は仲間4人でガイドさんとワゴン車をチャーターし、まずはヤンゴンから約150キロ離れたピュンタサを目指します。その目的はミャンマーを目指す鉄道ファンにとっては憧れと謎の存在である愛称「豚車」。以前はヤンゴンから比較的行きやすい場所でも走っていたそうですが、そこでの運用が終わり、ピュンタサを起点(終点?)に、ニアウレービンを経てマダウに向かう路線で走っているとの情報が確認され向かうことにしたものです。と言っても私ではなく白川さんが調べて今回の手配してくれたものなのですが、何とそのマダウの《豚車》も今は走っていません。その貴重な姿は明日からUPします。

ヤンゴン~ピュンタサ 地図

出発は朝7時過ぎ。途中のガソリンスタンドでトイレ休憩し、10:30過ぎにピュンタサに到着。

※地図は第2の目的地ニアウレービンそして最終目的地マダウも入れてあります。参考までにご覧ください。

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どんなに素晴らしい景色があっても、どんなに素敵な街並みがあっても、どんなに珍しいバスが走っていても絶対に停まって降りたりしない私たちでも、踏切があってしかも列車が近づいているのが分かれば、躊躇なく停車&下車。

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習性というより本能ですな、これは。

2017年02月06日 20時47分

1月15日。柴又駅でプチ撮り鉄。

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柴又帝釈天をお参りするのは初めて。また「寅さん」の世界を肌に感じるのも勿論初めて。

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お約束の草餅は当然のように賞味。

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柴又駅では電車を待つ間、プチ撮り鉄。鉄道が走る場所で時間が数分でもあれば、ほぼカメラを出して何かを撮影している。殆ど本能の赴くままです。この写真は同駅から京成高砂側を見ていますが、左側の線路が車庫に向かう線で、右側はこの先、高架を上り「京成高砂」駅に向かいます。

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出発信号の位置が低いのが目に留まりました。

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14:24発の電車が到着。今回はコンデジでの撮影。それにしても懲りずに撮っている。

さてこの電車は京成高砂駅14:27着。同駅14:30の特急上野駅行きに乗車し青砥駅着14:32。ここが運命の分かれ道で、そのまま日暮里駅(14:43着)まで乗り、山手線~東京駅~新幹線と繋ぐか、それとも青砥駅14:33発の快特~エアポート快特羽田空港行きで品川着15:02とするか?

どちらを選んでも乗れる新幹線は似たり寄ったりで、結局日暮里駅まで景色を楽しみ、日暮里駅での乗り換えを堪能し、東京駅15:23発ののぞみ289号に乗りました。参考までに同列車の品川発は15:30。

さて京成の駅員さんか車掌さんにどちらが良いですか?なんて手間というか答えるのに難渋しそうなことは聞きませんでしたが、聞いたならばどんな答えが返ってくるかについては興味あり。

2017年02月05日 20時41分

1月15日。柴又帝釈天に初詣。

ミャンマーシリーズのヤンゴン編が終わったので、しばし休憩。日本の鉄道。

1月14日(土)、15日(日)は鉄分無しの所用で東京へ。雪の影響が心配されましたが、往路の新幹線が名古屋で約25分遅れだったものの特に問題なく行くことが出来ました。それにしても驚いたのは「N700A」の実力。名古屋から新横浜までに約10分の回復運転。N700までの車両ではさすがにこのような回復は無理だったと聞いています。

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さて15日。名古屋に夕方までに戻れば良いので柴又帝釈天に初詣に行くことにしました。出かけていた場所の関係で「京成西船」駅から京成線に乗車。JR西船橋駅から少し歩いたところにある駅で「西船橋」を略して「西船」かと思いきや、今は地名が「西船」だそうで、ひょっとしてと思って検索した結果です。

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「かけこみ乗車はやめましょう」の看板がなんだか楽しそうで、こうしたやんわりとした注意は結構好きです。

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さて12:38発の上野行きが到着。なんてことはない写真ですが、「西船」の思い出。多分、2度と来ない気がする。

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高砂駅の京成金町線は、今や高架上の単独ホーム。本線の「京成高砂」駅とは改札が独立しており、「京成高砂」駅の改札を出て金町線「京成高砂」駅の改札を入るというスタイルは名古屋人には今一つ馴染めません。

(余談)

この写真を撮影した時に、私の隣にはもう一人同年代と思しき方(間違いなく同好)がやはり電車を撮影されていました。その方には同行者がおられ、その方のお顔が何とも…以下、自粛。人のことは言えません。

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柴又駅前の寅さんとのお約束の2ショット。

2017年02月04日 20時39分

ヤンゴン環状線の旅(7)鉄呑み会2日目。

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私にとって11月26日はヤンゴン3日目。今回の同行者には早くもヤンゴンから帰った人あれば来る人あり。

11月26日の鉄呑み会は日本の中華料理チェーン店で5人でスタート。

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味は日本で食べるのと変わらない。因みにお客さんと従業員は地元の方と思われます。

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2次会は居酒屋さん。

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メニューは日本語でとてもヤンゴンとは思えない。味も日本の居酒屋さん。

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店内には「仰光」の駅名標あり。「仰光」は中国語での「ヤンゴン」の書き方とのこと。それにしても如何にもJR東日本的な書き方が笑えます。私は知りませんでしたが、ヤンゴンに来る日本の鉄ちゃんの間では、少しは知られた存在とのこと。

ここで1人合流して6人に。今回、泣く泣くミャンマーに来ることを諦めた方の知人で、直接リアルに繋がっている方はいなかったものの、メールでやりとりして到着。そして同好ということでいきなり打ち解けて乾杯の嵐。こうしてヤンゴンの夜は更けてゆく。

因みに2次会から参加したその方は、この日の深夜便で帰国されました。もっとも帰国された方にとっては夜行列車に乗るのと気分はあまり変わらないかも。それも含めて日本で呑んでいるのとさして変わらない。違いは外国なのでそれなりに節度を持って呑んでいること。位かな?

2017年02月03日 20時04分

ヤンゴン環状線の旅(6)旅の〆はラーメン。

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13:38頃、ヤンゴン中央駅に無事戻ってきました。

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停車したので記念写真。

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13:43、定刻では13:40発の環状線列車が出発していきました。

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さて環状線の旅の〆は駅から歩いて10分弱のラーメン屋さんを視察。

2017年02月02日 20時02分

ヤンゴン環状線の旅(5)野菜売り。

駅名標では「DANYINGON」駅。グーグルマップでは「DA NYIN GONE」と微妙に違いがある駅。

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合流する線もある大きな駅で、構内は市場の如くでした。

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その駅から野菜を大量に持ち込んだ方たちあり。

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昨日も来たインセイン駅。

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JR東日本車と行き違い。複線区間で、日常的に走る列車との行き違いを撮影するということは日本ではまず無い。

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野菜を持ち込んだ人が始めた商品の準備。背中をコンコンとたたき撮影を了解してもらう。何をしているかといえば、まずは一人に販売する量に合わせた小分け。

他にも長さを揃えたりで、やっていることは普通の八百屋さん。

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こちらの機関士さんと対向列車の機関士さんのエールの交換?身を乗り出しているのが私には珍しい。

2017年02月01日 20時00分

ヤンゴン環状線の旅(4)ミャンマーの踏切。

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12:00頃。右回り(?)の列車と行き違い。この駅のホームは他の駅に比べ少し高くなっていました。理由は不明。

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ミャンマーの踏切。私の見た限りですがほぼ有人で、列車通過前に係員が道路を遮断し、列車が通過すると遮断機を開けます。後日、1日1往復の路線の話を書きますが、そんな路線の踏切でも有人です。もっともそこは常駐ではなく、その時間だけ係員がやってくるスタイルです。

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日本でもありそうな風景。

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12時過ぎの車内。いつの間にかガランとしている。クッションの無い座席に1時間以上乗るのは少し辛いかも。でもそれを補って余りある乗り鉄。

突然ですが乗っている時に「何故私は鉄道に乗るか?」といった哲学的なことを考えてはいませんが、個人的な興味として日本でも海外でも同じですが、「生活」と「生活圏」に触れるといった漠としたテーマはあります。しかしこの乗り鉄ではまあそんな一人問答もしていましたが、それだけ“暇”だったこともあります。

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そしてひた走る。と言っても時速は多分30キロ強かな?40キロまでは出ていないと思う。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!