2017年03月21日 20時12分

高雄LRT延伸(1)高雄展覧館に向かう。

高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)は2015年10月に籬仔内駅~凱旋中華駅間で暫定開業し、このブログでは2016年4月8日から7回に渡り紹介しました。

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その後、昨年6月に凱旋中華~高雄展覧館間が延伸され、今回はその区間を確かめに行った次第です。

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運転時間も長くなり、距離も長くはなったものの未だ運賃は無料のまま。

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延びた区間の軌道も緑化されており、清々しい気分。

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芝生への水やりは大切な仕事でしょう。

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ここが終点の高雄展覧館停留所。展覧館というのは分かり易く言えば大規模な展示場で、名古屋ではポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)が知られていますが、この停留所の右側にあり、後ろに写っているのは高雄85ビルという高雄のランドマークで、電停名の『メッセ』ではありません。

2017年03月20日 17時09分

高雄のショッピングモールに出来た本格トロリー。

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2016年5月、台湾の高雄MRT/草衙駅前に巨大なショッピングモール/タロコパーク(大魯閣草衙道)が開業しました。その中に鈴鹿サーキットと提携した遊園地があり、ショッピングモール入り口と遊園地との間をトロリーが繋いでいます。行き掛けの駄賃でちょっと寄り道。

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距離にして約200メートル程度と思われますが、12~15分間隔で乗車料金は50元。

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ここが終点。遊園地だ!

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モール内での撮影スポットはいろいろありそう。これは建物間を結ぶ橋からのショット。ちょっと見のつもりが打って変わって思いのほか長居。

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私にとっては珍しくこの電車に乗っていません。モール内をうろうろしている内にすっかり乗った気分になったが故です。

2017年03月19日 16時59分

7回目の台湾鉄旅はLCCで行く高雄。

昨年11月のミャンマー鉄旅から海外が続いています。ということで2月8日から11日までの3泊4日で台湾へ出かけました。

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朝も明けきらぬ名古屋発6:35のひかり491号で新大阪へ。台湾との往復はいつもなら中部国際空港発着なのですが、今回の目的地が南部の高雄であることと、何より中部国際空港からの手頃な値段の航空券が見つけられなかったことによります。

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関西国際空港第2ターミナルから出発するピーチ便。関西国際空港を10:55発で、高雄着が14:15。航空運賃も去ることながら時間は有効利用できるというのがこの便を選択した最大の理由です。

※今年の中部国際空港発着の台湾便が思ったより安くなく、名古屋~関西空港間の新幹線&はるかの交通費を含めてもどっこいでした。

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“必ず”かどうかは、初ピーチなのでよく分かりませんが、窓側席から搭乗開始というのは初めてのパターン。飛行機に乗り込む時間を減らすための工夫でしょうがいろいろあるものですね。

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関空では当然の事ながらボーディングブリッジは無し。LCCだからどこの空港でも必ず無いということはありませんが、雨などの悪天候でない限り私はあまり不便を感じません。

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機内で販売の昼食を食べて暫くすれば高雄に到着。近いです。

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因みに高雄国際空港ではボーディングブリッジあり。

2017年03月18日 17時27分

豊橋おでんしゃ(6)夜の帳(とばり)。

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運動公園前。ええなあ、おでんしゃ。

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みんな下車して、撮影したり、トイレに行ったり、参加者で記念写真を撮ったりそれぞれの25分を過ごします。

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夏のビール電車はもうちょっとすっきりしていた記憶がありますが、おでんしゃはコテコテの装飾。

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今年のおでんしゃはこうして終わりを告げました。

電車の前で参加者の皆さんと名残を惜しみ、18:38に最後の写真を撮って名古屋に戻りました。

全参加者29名。来年も会えると良いなあ。おっとその前にビール電車がある。

2017年03月17日 20時24分

豊橋おでんしゃ(5)豊橋「駅前」。

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世の中に「**駅前」を名乗る電停、バス停は数多くありますが、「駅前」という何とも潔い名前。

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赤提灯が出され、「おんでしゃ」っぽくなってきました。昼のおでんしゃも良いですが、やはりおでん屋さんは薄明り~夜のイメージ。

2017_02_18豊橋おでんしゃ_63駅前に着くまでに1回戦終了。おでんを完食。

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ここからは2回戦ということでおつまみ弁当で一杯やります。

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東京から参加された方のお土産(差入)は都電もなか。以前(2010年9月3日)、このブログでも紹介していますが、変わらぬ味が懐かしい。

東京に行ったら都電に乗りがてら買いに行こうかな。

2017年03月16日 20時21分

豊橋おでんしゃ(4)おでんしゃスタート。

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運転体験を行った後のお楽しみ、「おでんしゃ」は赤岩口の車庫内からスタートです。16:21に出発し、駅前に16:48着。折り返し17:14に出発し、運動公園前17:41着。18:06に再び動き出し駅前は18:31着。堂々の2時間10分コースのスタートです。

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そうそうっ、今年はおでんしゃの10周年。

パチパチ!おめでとうございます。

さて私は毎年参加とまではなっていませんが、その半分は乗っているはずです。

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おでんしゃのメニュー。このブログでは、鉄道事業者の名前は日常的に出していますが、特定の「お店」の名前はあまり出していません。でも地元のおでんしゃは別格。ヤマサのおでんは美味しいです。そうでなければ毎年その席の争奪戦が起きるはずがありません。如何に雰囲気が良く、乗って楽しい電車でも「基本」は食事の味です。

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おなじみのカップ酒が10周年で「純金箔入り」となったカップ酒。木の升がついて楽しさ“ますます”UP。

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10周年の今年は、いつものセット+シードル(2月の場合)が1回に4本ついていますが、持ち込み自由なので地元の日本酒持参の方もおられ、これは桑名の「純米酒 かれがわ」。桑名市嘉例川地区の酒米を使っているとのことですが、「嘉例川」と言えば、鉄ちゃんはどうしても鹿児島県の「かれいがわ」と思い出してしまいます。でもこちらは「かれがわ」。それにしてもまだまだ知らない日本酒(地酒)は山ほどあると認識。酔うほどに、揺れるほどに心も楽しくなっていく。名古屋に帰りたくない。でも帰らなければならない。

2017年03月15日 20時18分

豊橋おでんしゃ(3)運転体験中。

豊橋鉄道3502号。通称「ヤマサちくわ号」。

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もともと東京都電ですが、「豊橋」らしさが全開です。

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運転する距離はわずか70メートル。運転体験を行っている鉄道事業者の中でも群を抜く短さです。でもここの醍醐味はブレーキ。停止位置のすぐ先がエンドで、目の前に迫る電柱と土盛りは、タイミングが遅れるとまるで乗り上げるような錯覚を覚え、たった70メートルの運転にも関わらず、停止位置の手前で止まる人が続出です。

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1978年(昭和53年)のローレル賞受賞車。

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緊張感が全身を包みます。運転中の撮影をお願いしているにも関わらず、カメラ目線を投げる余裕は無く、ただひたすらにブレーキ弁を握り、前方を見るのみ。

長い距離を走る運転体験ですと、ブレーキの『圧』を見たりしているのですが、ここでそれをやれば指導運転士さんの手が出て強制ブレーキの刑が下りかねません。

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さて運転中の写真は、参加者の方で取り合うのがいつもの倣い。今回は鉄道アーティストの小倉沙耶(こくら さや)さんにお願いしました。

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多分、こんな風に私を撮っていたはず。

盗撮写真。ではなく、ちゃんと本人の了解を得てUPしています。車内は結構揺れるので、撮影する方もこんな風にマジな顔をしています。

2017年03月14日 20時17分

豊橋おでんしゃ(2)赤岩口車庫に乗り入れ。

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運転体験付きコースの“大”特典はお迎え電車に乗ったまま車庫まで行ける事。もう先に線路が無いところで停車。

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車庫に入るべく手動ポイントが切り替えられ、いよいよ本線を離れます。

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車庫に入ってきました。先頭でみても今回のように最後尾で見ても楽しいものは楽しい。

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下車して運転体験の順番待ちの間に車庫内の撮影。右側のオレンジ色の電車が今日の運転体験用電車。

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ついでに赤岩口の停留所でも撮影。やっぱり路面電車が好きです。

2017年03月13日 22時08分

豊橋おでんしゃ(1)今年も行ってきました。

2月28日に今年の運転を終了した豊橋鉄道の「おでんしゃ」。今年も2月18日(土)に行って参りました。

今年は10周年という記念すべき年で、最初の頃は「どうなるのだろうか?」と思ったのが正直な感想ですが、今や豊橋の冬の風物詩。何せ、予約開始日の開始時間に席が埋まることも珍しくない人気ぶり。今回も幹事さんがもの凄く頑張ってくれてやっとこさ乗ることが出来ました。実際のところ涙の飲んだ方も多いはず。

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今回も「運転体験」付きコースということで赤岩口の車庫まで行くお迎え電車あり。今回は801号(安全安心号)。

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ここは「貸切」電停で13:00に出発。おやっ?駅前のはずが…。

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東八町で今日乗車する「おでんしゃ」昼行便と行き違い。

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赤岩口停留所には、通常の電車よりゆっくり走って13:30頃の到着。去年というか昨年度は2015年12月12日に来ているのですが、誤差の範囲と言うことで1年ぶり。

2017年03月12日 16時01分

三重県紀和町(現熊野市)で出会った紀州鉱山トロッコの思い出。

2月27日の中京テレビ「キャッチ!」で熊野市の特集をしていました。その中で紀和町のトロッコ列車が今も活躍する様子が流れ、懐かしく思う気持ちから鉱山鉄道として現役時代だった頃の様子を皆さんに見て頂くことにしました。

実はこのブログでも2010年5月10日から紹介しているのですがその時は写真でした。

(ナローのカテゴリーの一番早い時期のタグで出てきます。)

その時の書き出しは、

*********************

昭和53年4月27日(木)
名古屋発23:58の急行紀州5号に乗り
翌28日(金)新宮着5:17。
三重交通バスに乗り換え
向かった先は三重県紀和町(現在は熊野市)の
石原産業紀州鉱山(銅鉱山)。

その年の(確か…)5月の閉山が決まっており、
それによって“地元の足”にもなっていた
鉱山鉄道も合わせて廃止されることになり
その取材に向かったのです。

趣味は鉄道でも
仕事で鉄道を取材した例は
あまり多くはありません。
その数少ない一つが
この紀和町の鉱山列車でした。

もともとは「鉱山のマチ」が
『閉山でどう変わる?』という
テーマでリサーチを始めたのですが、
そこに、住民も利用する鉱山鉄道があることを知り、
最終的に『閉山の影響は「産業」にとどまらない』
という企画で取材がGOとなりました。

*********************

今日は中京テレビ/映像ライブラリーの秘蔵映像です。(音はありません)

 



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!