2017年04月30日 16時10分

沙崙線(1)地震発生。

少しお休みした台湾シリーズを今日から再開。最後の1日です。

2月11日、午前1時12分頃。台湾南部・台南市の近海を震源とする地震発生。

飛び起きました。そして直ぐにテレビを付けましたが速報などはなく、10階の部屋から外を見ても特に変わった様子無し。夜が明けてテレビで確認。

高雄で震度4ですが、震度6の台南も含め被害はけが人が数人出ただけで建物や交通機関への影響もないようなので一安心。

ちょうど1年前にもこのエリアで大きな地震があり、100人以上の犠牲者が出たことは記憶に新しかっただけにドキッとしました。

また揺れた直後は、今日は日本に帰れないかもと覚悟をしたのも事実です。国内に限らず海外でも事件・事故・災害に巻き込まれる可能性はあるわけで、そうした場合、どんな行動をとるべきかなどは、何もなければ考えはしません。今回のような場合、自然現象に起因する飛行機のキャンセルは、せいぜい次の便への振り替えくらいしか手当されません。もっともLCCの場合はそれすらありません。旅の危機管理を考えすぎれば、旅に出ることすらできなくなります。さて次回の旅は…。

日本に帰るこの日は、正に午前中は台南に行く予定だったので、まずは高雄駅で交通障害の有無の再確認。少なくとも在来線(台湾鉄道)は平常通りの運行ということでしたので出かけることにしました。

目的地は台南市の沙崙線沙崙駅。台南市内と新幹線の高鐵台南駅を結ぶアクセス線の終点です。台湾鉄道はほぼ乗っているものの、数少ない未乗路線の乗りつぶしです。

その沙崙駅までの乗車券の購入にちょいと手間取りました。台湾鉄道の自動券売機は近郊の全駅が押しボタンにあるはずなのですが、台南駅近くにそのボタンがあるのであろうと思いこんでいて大失敗。

右下のところに沙崙線の駅がまとめてセットされてしました。と言っても2駅ですが…。

再度、駅の案内表示を確認。定時運行、OK!

無事8:32発の斗六行き区間車に乗車。

2017年04月29日 15時52分

プライベートの南田裕介さん。

今日からゴールデンウィーク。

鉄活に励まれる方も多いと思います。ということで今日は、南田裕介さんとのプチ撮り鉄。

4月23日のイベントの帰途は南田さんと名鉄上小田井駅から名鉄名古屋駅までご一緒。

電車が来れば取りあえず撮る。南田さんに限らずまあ一般的行動。

上小田井駅を17:36の準急中部国際空港行きに乗車。「栄生駅の南端は知られた撮影スポットですよ」と話したところ途中下車して撮影タイムとすることにその場の流れで決定。(笑)

大の大人が並んで撮影中。線路を埋める電車群とはなかなかいかない。

夕刻なので私はJR側で流し撮りの練習。もう少しギラリとなるのを期待していましたがそうそう上手く事は進まない。

沈みゆく太陽を入れ込むのはやはり難しい。もう少しシャッター速度を落とすべきだった。

これ以上絞ると電車が真っ黒になるし…とか悩んでいるうちに終了。

栄生駅の乗車位置の関係で、南田さんと名鉄名古屋駅で別れたあとも先頭車の一番前の座席に陣取る。考えてみれば名鉄名古屋駅を越えてこの席に座ったのはいつ以来なのだろう?

これもある意味、南田効果。

2017年04月28日 20時44分

杉浦さん@mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]

4月23日。mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]に「中京テレビ人気番組の出演者大集合!」なるイベントが上陸。

そのイベントにて「芸能界鉄道研究会」鉄道エンタメトーク&LIVEも行われ、私もこのパートの構成をさせていただき、久々に“現場”を楽しみました。やっぱりいいですね。「現場」という響き。

※出演者…スギテツ/杉浦哲郎さん、ホリプロマネージャー/南田裕介さん

さてショーのオープニングは杉浦さんと南田さんの異色コラボによる「線路は続くよどこまでも」の演奏。

実は南田さん、中・高とブラスバンド部でクラリネットを担当していたということで、それを知っていた杉浦さんが南田さんに話を振ってこのステージが実現した次第です。

でその後、会場の最寄り駅が名鉄「上小田井駅」であることから「名鉄トーク」がスタートです。

常に前のめりの南田さんの超マニアック話にも関わらず、鉄系とは思われない観客の方達もついてきているのにはビックリ。それも意外や意外、女性陣の受けがよくこれは発見でした。いやっ、この話は決して盛ってはいません。南田さんの身振り手振りのアクションの大きい話し方はともかく、内容は分かり易く噛み砕いており、それが功を奏したことは間違いなく、私にとっても今後の参考になりました。

で、次の演奏はアントニン・ドヴォルザーク作曲「新世界より」第2楽章。「タータタ タータタタ…」と書いてもメロディーはさっぱり分かりませんが、歌詞がつけられ「遠き山に日は落ちて」「家路」という曲にもなっており、聞けば「家に帰ろうかな」という気分にさせてくれるはずです。

なぜこの曲かというと、なんとドヴォルザークは鉄道を愛していたことで知られており、ところどころに鉄道をモチーフにしたメロディーも入っています。

杉浦さんと南田さんの2ショットだから実現した「うんちく」話でした。

(余談)

杉浦さんと司会の松岡アナウンサーが笑っているのはそれなりにということでお察しください。

南田さんのこれまで見たことのない緊張感は、16日の小倉沙耶さん以上でした。(個人的な感想です)

この後、やはり最寄り駅である「城北線小田井駅」に因む城北線話があり、最後は南田さんも参加しているアルバム「JNR to JR」にまつわるトークを展開。〆は杉浦さんのピアノでアルバムにも入っている『ダブルコンチェルト「寝台特急 月光」 (30th Anniversary version)』の演奏。

こうして予定通り(?)30分の予定が15分の遅延。

2回目は「もう少し、短くしましょう」とか言いつつ、曲とテーマは2回とも同じながら、トークの内容を変えていたため、これまた大遅延。それでも途中で席を立つお客さんもおらず、何とか楽しんで頂けたようです。

まあ予定の30分で収めようと思えば収められたとは思いつつ、観客の方の反応の良さにお二人のトークを止められませんでした。もっともこれが「生のステージ」であったりもします。

2017年04月27日 20時52分

スギテツさんのイベント/リニア・鉄道館vol.2

4月16日の曲目。

*私のお気に入り

*夢と想い出のミュージアム(「リニア・鉄道館」CM音楽)

*桜ソングメドレー

*銀河鉄道999

*恋

スギテツさんはこれまでプロのオーケストラから学生さんのオーケストラ、アマチュアの吹奏楽団と数々の共演をしていますが、さすがにこれは初めてであろう“チアリーダー”との共演。

始めはどうなることかと思いきや、これが楽しい!

ピアノとバイオリンの演奏で踊るのもなかなか。どういうきっかけでこのアイデアが出たかは聞いていませんが、観客の反応も良く、これはありのパターンです。

最後にチアの皆さんと記念写真。

こうした構図はきっとスギテツ史上初。チアの皆さんもお疲れ様でした。

2017年04月26日 20時46分

スギテツさんのイベント/リニア・鉄道館vol.1

4月16日(日)のリニア・鉄道館。

スギテツさんと「JR東海音楽クラブ」の皆さんとのコラボレーション。

スギテツさんとこのクラブとの共演を聞くのは2014年10月12日の「東海道新幹線開業50周年記念トリビュートコンサート」以来。

その時のコンサートとの違いは…クラブの方の制服の色が違う…ということもありますが、奥の新幹線車両が変わったことが大きいかな?「のぞみ」の時代を築いた300系と700系の並びに敬意を表します。

ただ個人的な好みとしてはこちらの背景もたまりませんですなあ。

杉浦さん。

モハ52形をバックに演奏する岡田さん。

音響はともかく、演奏を行う会場としてのリニア・鉄道館は私の好きな場所です。

もう30年以上も前の私の個人的な話ですが、オーケストラの番組を担当していたことがあり、こうして写真を撮っていると何台もあるカメラのカット割りをしている気分です。

3カメでスタンドプレイUP。なんてね。

おおっ、誰かと思えば鉄道アーティストの小倉沙耶さん。学生時代に、部活でテナーサックスをやっていたということで今回実現したスペシャルコラボレーション。

ところでこの演奏の1時間以上前、イベントへの出演等は場慣れしていて、いつもなら緊張感の中にもどこか和やかさを漂わせる小倉さんの笑顔がいつもの笑顔じゃない。

で、演奏が終わった後はいつもの『沙耶ちゃん』。

2017年04月25日 20時32分

「JNR to JR」そして「のぞみ」25周年。

今年は国鉄が民営化されて30年の節目の年。

ということでやはり買ってしまいました記念トイカ。

そしてもう一つ忘れてはならないのが右側に置いたしおりで分かるように「のぞみ号」が登場して25年であるということ。1992年(平成4年)3月14日から名古屋人には忘れがたい「名古屋飛ばし」が始まり、「のぞみ誕生」よりもそちらの方が地元ではインパクトのあるニュースになったのも今や語り草です。

それにしても新幹線で「のぞみ」が「ひかり」を凌駕する時代となるとは当時は夢にも思っていませんでしたし、今も思い返せば不思議な感じです。

さて以前にもご紹介したアルバム「JNR to JR」。その発売を記念したイベントが各所で行われているのですが、その内、地元名古屋で開催された回を明日から紹介します。

※アルバムのプロデューサーはスギテツの杉浦さん。勿論、スギテツのお二人の演奏も入っています。

2017年04月24日 20時23分

今宵も楽しい鉄呑み会。

2人旅のはずがグラスが3つ。今宵も楽しい鉄呑み会。

最初に来たのは茹でたエビ。結局、もう一皿追加。

見たことのない貝。

イカ炒め。

カキも良いですね。

唐揚げ。絶品。

考えてみれば、いや考えなくても高雄は海に面しています。これまでどうして海鮮料理に気づかなかったのだろう?

高雄にまた来ることがあれば、一晩はこの島で楽しみたい。

(余談)

ここのフェリーは、高雄MRTのICカードが使えます。つまり市内の交通ネットワークに組み込まれているという証ですね。

とはいうものの高雄駅前のホテルにはフェリー乗り場からタクシーに乗車。自転車を漕ぎ疲れ、地下鉄に乗って帰る余力なし。

2017年04月23日 20時20分

台湾/高雄の海鮮食堂。

下船したそこはまるで夜市。

台湾らしい廟もあります。

果物を売るお店。

さて本命。お店の前に魚を並べ、その魚を食堂で調理して食べるスタイル。

こうしたお店が軒を連ねており、私にとってこうしたパターンは台湾では初。

この白魚。フライにしてもらいましたが、ビールに合うあう。

2017年04月22日 20時17分

高雄港から船に乗って夕食の旅。

台湾の鉄道夕景。工夫が凝らされています。必見です。

写真はありませんが、ここ哈瑪星台灣鐵道館では今年(2017年)6月末まで横浜市の原鉄道模型博物館の収蔵の模型を展示しています。模型を作った原信太郎氏はかつて何度も台湾を訪れており、1968年(昭和43年)の台湾を撮影した16ミリの映画はDVD化もされています。

最新の高雄LRTも走っています。

地下にはMRTも走っており、芸が細かい。

さて夕食は合流した鉄友(挨拶が済めばその方は私にとって鉄友です)の提案で旗津島へ。

MRT西子灣駅から徒歩5分ほどでフェリー乗り場。

この可愛いフェリーに乗船。

船から見る街の夜景ってどうしてこうも胸を締め付けるのだろう。なんてね。乗船時間はたったの5分。この島には本土から橋もあるのですが、市街地が島の端っこにあるため、本土(?)と旗津島とはフェリーが交通機関の主役です。

2017年04月21日 20時15分

哈瑪星台灣鐵道館。

哈瑪星台灣鐵道館。哈瑪星=「はません」と読みそうです。高雄MRT西子灣駅が最寄り駅だったので、打狗鉄道故事館と一網打尽にしました。何せ夜の8時まで開館しており、メインの鉄活終了後、夕食前にもう一鉄活にはピッタリ!

高雄市立歴史博物館が運営する鉄道模型等を展示する博物館で昨年(2016年)の7月3日に開館しました。

博物館の前にはミニトレインも走り、気分を盛り上げてくれます。

この蒸気機関車の動輪は回ります!

ここの最大の目玉はアジア最大級と言われる「台湾の鉄道」を再現したHOゲージのジオラマ。

この地、高雄港を始め、地上駅時代の台北駅のみならず台湾の各地の駅も再現されており、恐らく4~50代以上の方には懐かしい風景が広がっているのではないでしょうか?勿論、今、現役の駅もあります。

台湾の鉄道の歴史を知らなくても、ただ列車の走る姿を見ているだけで時間が過ぎて行きます。

阿里山森林鉄道のスパイラル線もありました。模型とは言えここを走る車両には思わず「頑張れ!」と声をかけたくなりました。とは…少し、話を作ってしまいました。反省。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!