2017年04月28日 20時44分

杉浦さん@mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]

4月23日。mozo wondercity[モゾ ワンダーシティ]に「中京テレビ人気番組の出演者大集合!」なるイベントが上陸。

そのイベントにて「芸能界鉄道研究会」鉄道エンタメトーク&LIVEも行われ、私もこのパートの構成をさせていただき、久々に“現場”を楽しみました。やっぱりいいですね。「現場」という響き。

※出演者…スギテツ/杉浦哲郎さん、ホリプロマネージャー/南田裕介さん

さてショーのオープニングは杉浦さんと南田さんの異色コラボによる「線路は続くよどこまでも」の演奏。

実は南田さん、中・高とブラスバンド部でクラリネットを担当していたということで、それを知っていた杉浦さんが南田さんに話を振ってこのステージが実現した次第です。

でその後、会場の最寄り駅が名鉄「上小田井駅」であることから「名鉄トーク」がスタートです。

常に前のめりの南田さんの超マニアック話にも関わらず、鉄系とは思われない観客の方達もついてきているのにはビックリ。それも意外や意外、女性陣の受けがよくこれは発見でした。いやっ、この話は決して盛ってはいません。南田さんの身振り手振りのアクションの大きい話し方はともかく、内容は分かり易く噛み砕いており、それが功を奏したことは間違いなく、私にとっても今後の参考になりました。

で、次の演奏はアントニン・ドヴォルザーク作曲「新世界より」第2楽章。「タータタ タータタタ…」と書いてもメロディーはさっぱり分かりませんが、歌詞がつけられ「遠き山に日は落ちて」「家路」という曲にもなっており、聞けば「家に帰ろうかな」という気分にさせてくれるはずです。

なぜこの曲かというと、なんとドヴォルザークは鉄道を愛していたことで知られており、ところどころに鉄道をモチーフにしたメロディーも入っています。

杉浦さんと南田さんの2ショットだから実現した「うんちく」話でした。

(余談)

杉浦さんと司会の松岡アナウンサーが笑っているのはそれなりにということでお察しください。

南田さんのこれまで見たことのない緊張感は、16日の小倉沙耶さん以上でした。(個人的な感想です)

この後、やはり最寄り駅である「城北線小田井駅」に因む城北線話があり、最後は南田さんも参加しているアルバム「JNR to JR」にまつわるトークを展開。〆は杉浦さんのピアノでアルバムにも入っている『ダブルコンチェルト「寝台特急 月光」 (30th Anniversary version)』の演奏。

こうして予定通り(?)30分の予定が15分の遅延。

2回目は「もう少し、短くしましょう」とか言いつつ、曲とテーマは2回とも同じながら、トークの内容を変えていたため、これまた大遅延。それでも途中で席を立つお客さんもおらず、何とか楽しんで頂けたようです。

まあ予定の30分で収めようと思えば収められたとは思いつつ、観客の方の反応の良さにお二人のトークを止められませんでした。もっともこれが「生のステージ」であったりもします。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!