2017年05月06日 13時12分
鉄話の前にドバイらしくまずは砂漠観光話。ツアーに最初からついている砂漠を4輪駆動車で走り回る観光ですが、60歳以上の方は承諾書が必要で、体力に自信が無い方には別の観光が用意されていました。勿論、勇気を奮って承諾書にサイン。
昼間はきっと灼熱なのだろうと思いつつ、夕刻の砂漠を裸足で歩くと実に気持がいい。さらさらという言葉では片づけられない、何かを感じた一瞬。サソリが出てきたら怖い。とか現実的なことはともかく、歩くにつれ指の間をすり抜けていく砂の一粒一粒を感じる経験は初めて。斜め上に目をやりながら大きく呼吸をした私のこの時の気持ちは、体験した人にはきっと分かってもらえると思う。
我が人生において、砂漠に沈む夕日を見るチャンスが来るとは思ってもみなかった。
刻々と太陽が砂漠に吸い込まれていく。
夕日って、人種を問わずに人を引き付けるのですね。「月の砂漠を~」と思わず鼻歌が出ましたが、月を見るのを忘れていた。というか、出ていたかどうかすら気にしなかった。今思えば実にもったいない。