2017年05月20日 10時48分

江戸時代 名古屋城下図/名古屋路見全図

子供の頃から地図を見るのが好きでした。中学生くらいからは地図を見ながら、机上で旅をすることを覚えました。いつからか地図は地図でも時刻表の路線図の旅が始まり、それは今でも続いています。

古地図に興味を持つようになったのはほんの数年前で、具体的には中京テレビが笹島への移転を決めたことがきっかけ。そもそも「名古屋駅」「笹島駅」はそれぞれがどんな場所に作られたのか知りたくなったというのがその理由で、それを紐解くには昔の地図が欠かせないということで古地図の世界に入り込みました。

さて今日から暫く我が地元である名古屋駅・笹島駅を中心にした「古地図の楽しみ」にお付き合いください。

※名古屋の全域の地図はあくまでも全体の雰囲気ということでご覧ください。地図はデータ量を減らしているため、拡大しても細かい地名までは読み取れません。m(_ _)m

江戸時代後期の地図を復刻したと思われる地図本「名古屋城下図」にあった「名古屋路見全図」。

江戸時代の名古屋の街は名古屋城を中心にした城下町であることが一目瞭然です。

そして矢印のところに「笹島」の地名がありました。

この当時はまだ「広小路通」もなく、しかも「笹島」の地は名古屋の西の端であることが分かります。

※「名古屋城下図」について…復刻であることは間違いないのですが、この本には出版元の表記がありませんでした。古書店での購入です。

次回以降の地図も同様ですが、オークションサイトと古書店で手に入れています。ちょっと深みにはまった感あり。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!