2017年05月21日 10時52分

1878年(明治11年)1月発行 名古屋熱田全図/藤井富太郎・内田健之丞・長谷川孫助

※名古屋の全域の地図はあくまでも全体の雰囲気ということでご覧ください。

明治11年発行の「名古屋熱田全図」。まだ鉄道たる東海道線の開業前で、140年前の名古屋の地図からは現在の大都市としての隆盛ぶりは微塵も窺えません。

「名古屋」「熱田」と並んだ表記からも見て取れるように、今の時代と大きく異なるのが「熱田」の重み。(後日詳細に書きます)

現在の名古屋駅~栄界隈。

栄町の地名があり、それを中心にしたエリアの東西を結ぶ道路が広くなっています。

右側を縦に流れる堀川にかかる「納屋橋」からやっと、現代との位置関係の比較ができる程度。何もないところに名古屋駅が作られたのが分かります。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!