2017年06月05日 20時15分
※名古屋の全域の地図はあくまでも全体の雰囲気ということでご覧ください。
昭和14年の名古屋市電路線図。まだまだ全盛期とまではなりませんが、その路線網の充実ぶりには目を見張ります。
名古屋駅前に市電の系統が集結しており、さすが名古屋の玄関口だけあります。
もう一点。黒色細実線のバス路線の停留所に青色文字で「平池」を発見!
話は変わって「千種駅」。当時、千種駅は広小路通りの南側にあり、その駅前(千種駅前)に市電が乗り入れていました。きっと知らない人が多い。
また千種駅の南側に『千早町』の電停がありますが、これだと直通しているように見えますが、実際には中央本線を間に挟んで、徒歩連絡となっていました。
理由は、鉄道省の旅客列車が走る路線と市電との平面交差が認められていなかったことによります。
※当時、中央本線は高架化されておらず地平を走っていた。