2017年06月06日 20時18分
昭和35年頃に売られていたと思われる絵葉書。
題して「大名古屋」。そういえば昭和の頃は「名古屋」ではなく「大名古屋」をよく使っていた記憶あり。
今年50年を迎える名鉄バスセンター(昭和42年竣工)はまだなく、一方で地下街への入り口があることから少なくとも昭和32年以降の撮影であることは間違いありません。
この風景はそろそろ「懐かしい」と思う人が多くなるはず。バスが並んでいるのは、名古屋駅前にあった日本交通公社前の郊外バス乗り場。名鉄バスを中心に各社のバスがここを起点に四通八達しており、私もここからバスに乗って出かけ、そして名古屋に戻ってきていました。
もっともバス好きな方は左に並んでいる名鉄バスの一番奥のバスのフロントガラス上に“ひさし”が付いているのに反応するかも?
地下鉄名古屋駅と地下街。服装に時代を感じるだけではなく、駅名が「伏見町」「栄町」というのもノスタルジー。「栄町」が「栄」になったのは昭和41年。私が中学生の頃です。