2017年06月19日 20時26分

四国まんなか千年ものがたり(11)スイッチバックの坪尻駅。

トンネル通過中。高級レストランの間接照明が如し。

きついカントが続く区間では、それを体感するための徐行運転があったりします。(笑)もちろん乗務員の方から解説あり。

※カントとは…カーブを走る列車の遠心力の影響を少なくするため、カーブ外側のレールを内側よりもやや高くすること。土讃本線では先頭車両の乗務員室後ろでかぶりついていると、本当によく分かります。

「本場」=赤信号

「折場」=注意信号

秘境駅として知られる「坪尻」駅が近づいてきました。

ところで「本場」は「本線場内」でしょうが、「折場」は何でしょう?折り返し線場内???

ここでは11:28から11:41まで停車し、秘境駅の秘境駅たるところを「下車」して堪能します。

本線を通過せず、ポイントの開いている側線に向かう。

この駅は何度か通過していますが、秘境駅としてこの駅に降り立つのは初めて。

列車内では最後尾の車両の展望映像を見ることが出来、先頭車にいながら、直後に先頭車となる車両の展望ビデオを見る。ある意味贅沢。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!