2017年06月25日 13時40分

四国まんなか千年ものがたり(17)第2吉野川橋梁を渡る。

ラフティングを楽しむ人を発見。新緑(深緑?)の季節に気持ちよさそう。

国土交通省 関東地方整備局江戸川河川事務所のホームページに『明治時代に川の工事のために来日したオランダ人技師デレーケは、世界でも特異の“勾配がきつく、流れの速い”日本の川を見て「これは川ではない、滝だ」と驚愕したという。』と掲載されていますが、それを実感するひと時。

トンネルを出ると、またトンネル。しかもカーブがきつい。ここを振子を使って高速で走り抜ける2000系気動車はやはり凄いと思うのだ。私にとって「振子」=「中央本線」だけど、中央本線よりも土讃本線の方が線形が厳しいと思う。

進行方向の右に左に展開する景色を楽しむのに、この列車の座席配置は絶妙。通路を挟んで反対側の乗客を気にせずに動けるのは気分的にやはり楽。

小歩危駅~大歩危駅間の第2吉野川橋梁を渡ると終点まではあと少し。

道の駅大歩危/妖怪屋敷と石の博物館の方たちが手を振っている。

12:52発の4232D「多度津」行きが待ち受ける終点・大歩危駅に到着。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!