2017年07月01日 13時38分
観光モノレールでは世界最長の4600メートル、高低差590メートル、最大傾斜度40度、最頂標高1380。乗車券を買った時は「2000円」に一瞬怯んだものの「2000円」の価値を知るのにそれほど時間はかかりませんでした。
このうねうね具合に感動しつつ緑の中をひたすら進む。
途中には標高を書いた案内板が出されており、こうして「1000m」という文字を見るだけで涼しい気がします。いえっ、本当に涼しいのです。
15:45に、この日この線ですれ違ったたった一台。互いに手を振ってエールの交換をしたりして。
複線で進んできたのですが途中から単線になります。エンドレスの運転方式なので驚くことではないのですが、森の中に取り残されたような気分となり、一人で乗っていると寂寞(せきばく)感というか孤独感に襲われるかも?
上を見上げれば木漏れ日が降り注いでいました。1時間強の『歩かない森林浴』中。
もう少しで最高地点。監視カメラが私たちを見守っています。万が一、この車両がこの森のどこかで止まってしまったとしたら…。考えるだけで恐ろしい。とまではなりませんが、殆どの乗客にとっては初めての場所なので、これがある安心感はあります。