2017年07月05日 20時52分

奥祖谷観光周遊モノレール(8)モノレールの仕組み。

モノレールは歯車で進むようになっています。アプト式の上下反対版というところ。

各車両には無線が備え付けられており、線路に不具合があって停止してしまった場合もさることながら、乗客に何かがあった時もこれで連絡するようになっています。乗車前にこれの使い方の説明あり。

トラブル時の非常停止ボタン。

考えてみれば私たちが普段利用している鉄道車両でもこうしたモノは設置されているのですが、手の届くところに全てがセットされていると危機管理が妙にリアル。

乗車券売り場で雨具とカイロを販売中。一般的な“遊具”乗り場では見かけない商品。但し気温差6度というのはその通り。

(余談)

このモノレールは一見ならぬ一乗車の価値あり。

座席はシートベルト着用が必須で、かつ乗車している場所の傾斜度により(安全対策だと思いますが)傾くようになっています。これだけでも楽しめます。

もっとも車両は可愛いけど小さなお子さんよりは大人の方が楽しめるかも。何せ大人には適度な森林浴でも子供に1時間超は長いかな?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!