2017年07月16日 11時04分
魚梁瀬駅には森林鉄道の現役時代の写真や資料が展示されています。その中の一枚で、ダムに沈む前の魚梁瀬地区。赤い矢印の場所が地区全体が高台移転した場所。
魚梁瀬ダム湖を望む展望台から撮影。一番奥に今の魚梁瀬地区が見えています。
望遠レンズで寄ってみる。
かつて森林鉄道が走っていた当時の話を運転体験の係りの方から聞いており、それを思い出しつつ見る風景。それにしても必要性があったとは言え、こんな山奥までよく線路を引いたものだと思う。もっとも山から海岸までは坂を下る一方だったので、機関車の役割は主に空の貨車を山まで引き上げることとのこと。聞いてみて納得。もっとも木材運搬列車には、編成全体を通すブレーキシステムは無かったようで、制動夫というブレーキをかける担当が貨車に乗っていたそうです。