2017年07月17日 11時06分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(6)国指定重要文化財。

体験運転の係りの方から「国指定重要文化財」となった魚梁瀬森林鉄道の遺構の内、安芸まで戻る途中にあって比較的見つけやすいものを教えてもらいました。

犬吠橋(いぬぼうばし)。魚梁瀬と馬路村の中心部を結ぶ県道の橋として利用されていましたが、昨年の9月に陥没が見つかり、今は通行止めとなっています。

写真は現場のう回路から撮影していますが、地元の方によると原因は大型車両(重い車)が通ったからとのことでしたが、事故にならなくてよかったとは地元の方だけではなく私も同感。大正13年(1924年)製ですから年代モノではありますが、今どきの大型車が通る道路橋として考えると華奢(きゃしゃ)な感じもします。

平瀬(ひらせ)隧道。魚梁瀬に向かう時より、帰りの方が見つけやすい。

入り口だけ覗いてお別れ。石積。

釜ヶ谷(かまがたに)桟道。

石造りのアーチ橋。県道として使っているので、車に乗っているとどこがその橋かが分からないと言われていましたが確かに分からない。

島石ピクニック広場の看板を目安にしてそこに車を停め、この吊橋を渡って見に行きました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!