2017年08月02日 20時26分

土佐電(3)桟橋車庫。

土佐電気鉄道=とさでん交通。私の年代であれば、同じ「とさでん」でもやはり漢字の「土佐電」の方がしっくりくるのではないでしょうか。

さて桟橋通五丁目まで桟橋線の電車に揺られてきたのは「車庫見学」をするため。今回の旅の同行者は付き合ってはくれたものの“非鉄”なので多分大ご迷惑大会絶賛開催中。因みにというほどではありませんが、この日この時までは、鉄分高めでも面白がってくれていました。

車庫の事務所に顔を出し、撮影の許可を得て足を踏み入れる。土佐電カラーの電車が勢揃い。

維新号とポルトガル・リスボン市電。その後ろにはオーストリア・グラーツ市電。色だけ見れば名古屋市電のワンマンカー。

こちらは「とさでん」カラー。平仮名と漢字の違いあり。要は「とさでん交通」になってから、そのコーポレートカラーに塗り替えられた電車です。見ていて違和感なし。

車庫内に川が流れている。それとも水路?そしてこの川が境界となって、ここから先は私たちのような訪問者は立ち入ることが出来ません。

さて手動ポイントを撮影したのは630号が手前の線路からこのポイントを通過しており、その時、転轍機が一旦持ち上がり電車通過後にまた元の位置に下がりました。まあスプリングポイントというものもあることですから驚くことでもないのでしょうが、結構な音が響くのでそれで気が付きました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!