2017年08月16日 16時21分

東洋のマチュピチュ(1)東平に到着。

大正9年(1916年)から昭和5年(1930年)まで採鉱本部が置かれていた場所、東平(とうなる)。

ペルーのマチュピチュは手に届かないけど、東洋のマチュピチュなら手が届くと思いやってきました。

最盛期には3800人が急峻なこの地で働き、暮らしていたそうです。

ガイド(語り部)さんの話を聞きつつ歩く。

この写真の住居の跡。建物の基礎らしき区画がありますが、その一つが1家族に割り当てられたスペースとのことで、あまりの狭さに驚く。

崖に聳え立つ廃墟を見上げる経験はどこでも出来るものではありません。

日本を支えてきた産業史を学びつつ絶景に遊ぶひと時。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2017年8月
« 7月   9月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!