2017年09月24日 16時55分

伏屋駅高架完成記念ツアー(7)伏屋駅にて。

13:11発の普通電車で伏屋に向けて出発。いつもはガラガラの電車になぜか団体さんが乗っていて、しかも席がかなり埋まっている状態で、利用者の方はきっとビックリしたはず。

10分乗車して伏屋駅に到着。私にとって最初の伏屋駅の利用。この界隈は取材でも縁が無く、「へーっ、伏屋駅ってこういう感じなのだ」というのが感想。

外に出てお約束の駅舎撮影。この駅舎はいずれ無くなるのかな?。

駅を出たところにあった工事についての説明板。「空ゆく近鉄名古屋線」はちょっと大袈裟とは思ったものの、実際に高架上に上がってみれば「まあありかな?」と前言撤回。

ヘルメットを被り、高架化工事中の伏屋駅構内に入る。9月10日時点では、駅舎から高架化されている下り線ホームへは上り線の踏切を渡っていくようになっており、その横を通り抜けながら記録撮影。

この看板の左側は既に明らかにされているはずです。こうして伏屋駅に行ったのが何だか遠い昔の出来事に思える。

ところで今回の高架化工事について少しだけ解説。この工事は庄内川と新川の間の約0.8キロを高架にし、3箇所の踏切が無くすとともに、都市計画道路万場藤前線等の整備を目的としたものです。今後は近鉄名古屋線の上り線として使っていた仮線(地上線)を撤去したり先にあげた道路整備などで、この高架化工事が全て終わるのは平成31年度の予定で、実は近鉄の高架線使用開始で全て終了とはなりません。工事資料を読めばそのことは書いてありますが、伏屋駅利用者にとっては今回が一区切りではあるものの近隣住民とってこの高架化工事の恩恵をすべて受けるにはまだまだ時間がかかります。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!