2017年09月20日 20時14分

伏屋駅高架完成記念ツアー(3)冨吉車庫で入替体験。

「貸切列車への乗車」を今回のツアーの第1ポイントとすれば、冨吉車庫に入る側線を目指すのは第2ポイント。

実は名鉄では「金山」「豊明検車区」「舞木検査場」、その他ではあおなみ線、リニモ等で普段は乗れない線路を体験したことはありますが、近鉄では初めて。

ゆっくりとしたスピードでいよいよ車庫に入っていく。この写真でこの日、既に45枚目。どれだけ撮っている!

車庫内を走る気分は上々。

建屋に入る。

停車中の電車はこれからの私たちの居場所。22661+22961の22600系2連で、何と車庫内で乗り換え。

この電車でまずは洗車体験。次に車内でお昼ご飯を食べ、冨吉車庫から冨吉駅ホームまで移動し、そして最後に臨時特急として伏屋駅から名古屋駅まで乗った次第です。

2017年09月19日 18時11分

伏屋駅高架完成記念ツアー(2)伏屋駅通過。

11:18頃、平成27年11月に高架化された伏屋駅の下り線を通過。現在使用されている上り線(地上線)との合流ポイントを記録として撮影。

9月23日から使用される上り線のまばゆいばかりの白さが際立つ。2年の歳月を感じる一瞬。

伏屋駅ホームを通過中。丁度この辺りを歩くとのこと。

上り線が地上に向かってゆく。カウントダウンが始まっているこの風景。

最初の目的地である冨吉駅に到着。齢(よわい)を重ねても、普段は入れない場所に入れると思うだけでそれは嬉しいものです。

2017年09月18日 16時00分

伏屋駅高架完成記念ツアー(1)起点は名古屋駅5番線。

この9月10日(日)は近鉄主催の「新線を歩こう!伏屋駅高架完成記念ツアー」に参加していました。

さてこのツアー。ツアー名となっている伏屋駅の高架区間を歩くのが第一の目的ですが、近鉄の主催だけありそこはファンの気持ちを十分汲み取り、その前後にマニア心をくすぐる仕掛けがたっぷり。ということで私の「行きたい!」という思いが通じたのか、何と売り出し初日に近鉄名古屋駅営業所に行くことができ、無事参加と相成りました。因みにキャンセル待ちの方や、そもそも参加をあきらめた方も多数と聞いています。

集合は近鉄名古屋駅正面改札口前に10:30。

まずは11:07発の貸切列車で冨吉駅に向かいます。

乗ったのは鳥羽始発で近鉄名古屋駅到着11:03の急行列車の冨吉車庫に入庫する回送列車。5番線入線時には既に「貸切」表示で、6両編成の内、私たちツアー参加者が乗車するのは後尾の2両でした。

近鉄に乗ればいつでも見られる風景なれど、貸切列車から見れば何となく新鮮なのはなぜだろう?

関西本線のDD51牽引の貨物列車と並走。まあご愛嬌ということで…。

2017年09月17日 18時12分

NPO法人名古屋レール・アーカイブスが所蔵する切手。

昨日の鉄道切手の話の続き。NPO法人名古屋レール・アーカイブスが所蔵する切手の一部を紹介します。

昭和39年(1964年)10月1日に開業した東海道新幹線の開業記念切手はシートであります。

こちらはその記念切手の初日カバー。

古いものでは昭和22年(1947年)発行の「鉄道75周年記念」の初日カバーもあります。そしてその25年後…。

昭和47年(1972年)発行の「鉄道100周年切手」。こちらはシートと初日カバーをセットで保管しています。

地元がらみではこんな切手も。

海外の鉄道切手もあり南米/ガイアナ(Republic of Guyana)で発行の新幹線。

鉄道切手の世界も奥が深い。

2017年09月16日 14時08分

『オリジナル フレーム切手「釧路を走る国内唯一の炭鉱鉄道」』と風景印。

北海道・釧路を走る国内唯一の炭鉱鉄道である太平洋石炭販売輸送臨港線をテーマにしたオリジナル フレーム切手「釧路を走る国内唯一の炭鉱鉄道」が8月21日に発売されました。

私が調べた限りですが、貨物専用の鉄道のフレーム切手はこれが本邦初。釧路エリアの郵便局を中心に発売されたものの、私は現地に行けなかったので8月25日のWeb発売にかけました。ただ0時15分の売出時は夢の中で、仕事後の夕方に申し込もうとしたらとっくに完売。Oh my god。

その後、釧路在住の知人から救いの手があり、無事入手。

そして到着した封筒を開けてビックリ!一緒にオッというものが同封されていました。

まず右上は郵送された封筒に貼られていた切手の風景印に注目。釧路新富士郵便局の「鶴居村営軌道」。今年の2月10日からの使用開始で、知人がわざわざそこまで足を運んで私に郵便を送ってくれたことは間違いありません。

日本郵便の意匠図案説明によると『かつて運行されていた簡易軌道、「鶴居村営軌道」で使われた車両とその運行区間を配す。』とあり、釧路市博物館で昨年(平成28)年10月29日~翌平成29年1月15日で開催され、その後北海道内や東京で巡回展が行われた企画展「釧路・根室の簡易軌道」(拙ブログでも紹介)から生まれたものと推察しました。

さてその左側のハガキの風景印は釧路武佐郵便局の「石炭列車」。しかも日付は使用開始日。つまり初日カバー。デザインは切手同様の炭鉱鉄道(石炭列車)がモチーフで、私の嗜好にやっと時代が追い付いてきました。というのはさておき知人には感謝感謝。

そして下の切符類にも驚きの事実。

まずはこの硬券。かつて北海道川上郡標茶町にあった町営軌道のもので、これは物凄くレアなものだと感じています。また「開運町から神社前ゆき」は今思えば縁起切符になりそうな区間。

一方、こちらは「標茶町営軌道線」と書かれていることから一見“軌道”の補充券のようですが、よく見ると停留所名に「駅前」が3つあり、推理すればこれはきっと町営“軌道”が廃止された直後に運行開始した町営の代替路線バス時代の乗車券だと思います。

残りの2枚も三菱石炭鉱業鉄道のもので、ご本人さんから「お土産」付きとは聞いていましたが、よもやここまでとは思ってもみませんでした。(嬉)

ところでこのオリジナル フレーム切手「釧路を走る国内唯一の炭鉱鉄道」には後日談があり、名古屋在住の鉄友が今年の夏休みに北海道に出かけており、その帰りがけ新千歳空港内の郵便局、千歳郵便局新千歳空港内分室でこれを見つけて私への北海道土産としてプレゼントしてくれました。確かにWebで完敗した話をその方にしましたがよもやの展開にビックリ。きっと空港での取り扱いがあることを調べて捜しに行ってくれたと思う。こうして2/1500が私の手元にやってきました。そこで1枚は私の永久保存版として、もう1枚はNPO法人名古屋レール・アーカイブスの所蔵品として保管することにしました。実はNPO法人名古屋レール・アーカイブスでは鉄道切手も所蔵しているのです。

2017年09月15日 20時55分

ささしまウェルカムバスがスタートします。

明日、9月16日から名古屋駅とささしまライブ24を結ぶ「ささしまウェルカムバス」がスタートします。

写真はその試運転時(間違いないと思う)ですが、運行会社は名鉄バスで来年の3月末までの社会実験。ルートは名古屋駅(ミッドランドスクエア前)→ささしまライブ24→名古屋駅(名鉄名古屋駅前)で、あおなみ線がささしまライブ24とJR名古屋駅太閤通口(新幹線口)との足ならば、こちらは桜通口・名鉄・近鉄・地下鉄との足になりそうです。

ところでバスの話をもう一つ。

会社の近くでたまたま見かけた黄色いバス。一瞬「これが噂に聞いたJR東海バスのドクターイエロー(乗務員訓練車)か?」と思ったのですが、塗り分けが違う!で、よく見たら名鉄観光バスの運転教習車。

この場所が西三河なら岡崎市のオーワバスが黄色なので、バスの塗色としてはさほど珍しくは無さそうですが、何せ名古屋では見かけない色。いずれにせよドクターイエロー並みの珍しさであることは間違いなさそうです。何か良いことあるかな?

(おまけ)会社の近くで見かけた看板。

貼り紙は分かりますが貼り「札」って何のこと?まあ意味合いは分かるのですが早速「貼り札」を調べてみました。

軽犯罪法第一条  左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。

三十三  みだりに他人の家屋その他の工作物にはり札をし、若しくは他人の看板、禁札その他の標示物を取り除き、又はこれらの工作物若しくは標示物を汚した者

法律では「札」って言うのですね。勉強になりました。

2017年09月14日 20時00分

地下鉄×栄森の地下街&メイチカ開業60周年記念スタンプラリー。

今年の名古屋最大のお祝い事と言えば「名古屋市営地下鉄60周年」。(“最大”とまでは言えないか…反省)

名古屋栄地下街北二番街では「地下鉄×栄森の地下街&メイチカ開業60周年記念展」が11月15日まで行われています。

記念展の中は撮影禁止となっており、その内容を写真では紹介できませんが、地下鉄の歩みと時代背景が分かりやすく展示されています。

さて表題の「地下鉄×栄森の地下街&メイチカ開業60周年記念スタンプラリー」について。
※このイベントの詳細は検索「地下鉄×栄森の地下街&メイチカ開業60周年記念スタンプラリー」でお願いします。

スタンプの設置場所にはその駅に因んだ解説もあり、それを読みながら回るのも一興です。

私は9月2日に、新瑞橋駅~八事駅~池下駅~金山駅~庄内緑地公園駅~名古屋駅と回り、翌3日に徳重駅~藤が丘駅~平安通~栄駅でコンプリートしました。

記念のピンバッジは、9月6日時点ではまだ在庫があったようですが、多分もう終了しているでしょうね。

さてこのスタンプラリーでは「プレゼントキャンペーン」もあり、そちらの「景品コース」にも私は応募しました(「体験コース」には応募資格がない…)が、こちらの結果やいかに???

ところで私が初めて地下鉄に乗ったのは・・・幼少のみぎりゆえ全く記憶にありませんが、昭和30年代には乗っているはずです。

2017年09月13日 20時40分

JR可部線乗りつぶし(2)あき亀山駅。

あき亀山は無人駅で、自動券売機でここに到達した記念に乗車券を購入。因みに運賃はマナカで支払っています。

駅から高台の住宅街が見えました。これから利用者が増えるのでしょう。

あき亀山駅の駅名標。この駅のシンボルは亀なのですね。

また亀のところに4本の縦線がありますが、これはあき亀山駅の線路の数かな。またその下の○が「河戸帆待川」駅で、さらにその下が交換可能な可部駅であろうと勝手に想像していました。

そんなことを考えつつ駅の構内写真を撮り直し。

あき亀山駅を16:25の電車で折り返し。

太田川の景色が見え始めれば終点広島まであと少し。

17:22に広島駅に到着し、1735発ののぞみ50号の乗客となる。名古屋着は19:53なので当然晩御飯は駅弁。広島旅弁当(たこ飯)が旅のお供。

こうして5月26日から31日までの6日間の旅が終わりました。

2017年09月12日 20時39分

JR可部線乗りつぶし(1)新設の踏切。

803M、広島発15:28発あき亀山行き。

227系電車は初乗車。レッドウィングという愛称がついているのをここ広島に来て知る「乗り鉄」な私。

可部駅16:05着。115系と交換。ここまでで交換した電車が全て227系だったのでホッとした気分。もっともあき亀山からの戻りでは115系との交換があったのでたまたまだったかも。

可部線の延長の意味は単に廃止路線が復活しただけではありません。それは踏切が新設されたこと。法律上は特例で認められましたが、それゆえかこんな目立つ形になっていました。これは驚き。

あき亀山駅16:12着。

構内は思ったよりも広く側線もあります。

駅前はまだこれから開発が進むのでしょうか。

2017年09月11日 16時37分

広島電鉄で広島駅へ向かう。

広島にやって来た訳。それはJR可部線の新線区間可部~あき亀山間、1.6キロの乗車。かつて三段峡までレールが繋がっていた昭和54年(1979年)5月29日に乗っているのですが、第3セクターに転換された路線を乗り直すことはしなかった私でも、新規開業は別とばかりに足を運ぶことにしました。それにしても手の込んだルートを考えたものだと自画自賛。

ということで広島港から広島駅に広島電鉄で向かいます。個人的にはこの元大阪市電の762号に乗りたいのですがそれは叶わぬ願い。

5系統広島駅行きは814号。5系統は連接車ではなく単行車で運転されているようで、折角広島に来ても“広島らしい”連接車に乗れないのは残念。もっとも紙屋町乗り継ぎで横川駅に出る手もあるのですが、時間がかかりそうなので諦めたという事情もあります。

乗った電車は14:32発で広島駅は15:02に見えてきました。

(オートファーカスで撮影しており、手前の運転機器にピントが合っています。m(_ _)m)

同じくピントが合っていませんが広島駅の混雑ぶり。

それにしても想像以上×2倍いや3倍?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!