2017年09月10日 16時36分

瀬戸内を船で行く。早い!

13:00発のスーパージェット広島港行き。その向こうを小型のフェリーが行き交い、旅心はここに来てクライマックスを迎えていました。

この船は松山観光港を出港したのち、広島県の呉港に寄り14:17に広島港着。フェリーならば2時間40分かかるところが1時間17分で到着はさすがに速い。もっとも足が遅いフェリーでも2時間台ということで、松山~広島間は意外と近いのだなあというのが私の感想。

カモメに見送られて、と思ったらアオサギ。気分的にはここはやはりカモメに見送られたかった。

呉港に入港。倉橋島と本土を結ぶ音戸大橋をくぐります。

広島港に定時到着。17分という細かい時間設定でも定時なのが凄い。船旅を満喫。

2017年09月09日 20時23分

昭和53年の伊予鉄道郊外電車

昭和53年(1978年)4月13日の伊予鉄道の高浜線、横河原線、郡中線に乗車。

この日、市内電車に乗車後、郊外電車を制覇しました。

最初に向かった高浜駅。折り返し時間が2分なのでこれが限界だったのでしょう。

なぜか伊予鉄道の郊外電車の写真は1枚も残っていない。多分、撮っていない。でも駅舎の写真だけはかろうじてある。横河原駅の写真はバスを楽しんで下さい。3分で折り返し。トホホ。

郡中港も3分折り返しゲーム感覚でただ乗るだけのある意味修行時代の私です。映画のポスターが懐かしいけど、このポスターに反応できるのは多分アラカン世代以上の方でしょう。

電車がかろうじて、しかもチラッとだけ写っている松山市駅。この写真はフィルスキャンを始めたころにデジタル化したモノで、何せスキャナーの性能に限界がありこれが精一杯で、何卒それを含みつつご覧いただきたいのですが、実は時刻表に松山から各地への航路の時刻表も掲出されています。その中には今は運航されていない岩国や尾道の名前を見られます。改めて時間の経過を感じます。

時間の経過と言えば、広島と松山の間に船ならぬ飛行機が飛んでいた時代があったのを知っている人ももうほとんどいないかも。

2017年09月08日 20時22分

伊予鉄道(12)松山観光港。ターミナルでランチ。

高浜駅からは連絡バスで松山観光港に移動。

その前に少しだけ駅の撮影。もっとも電車からバスに乗り換える最後のお客さんがバスに乗り込むほんの1~2分が私に許された時間。

足早にバスに乗車。

バスから見た高浜駅。

松山観光港が近づいてきました。この日、私は松山からは船で広島に向かいます。

13:00発の船に乗り込む前に昼食。ターミナル2階テラスにてゆったりとした気分で私には不似合いなお洒落な『ランチ』を味わう。たまにはそういったこともあり。

フェリーが出入りするのを見ていると何だか鳥羽にいる気分。でもここは四国松山。

2017年09月07日 20時20分

伊予鉄道(11)目指すは高浜。

古町からは高浜線高浜駅を目指します。電車は11:34発でほんの少しの時間を使って車庫ウォッチング。

古町に11:16に到着した坊っちゃん列車は方向転換を終えて11:47の出発までしばしの休憩。

11:27に古町を出発し平面交差を渡る2101号。

郊外電車の車庫は京王電車のオンパレード。

11:34発の電車到着で車庫撮影タイム終了。いよいよ四国から旅立つ時間が近づいてきました。

穏やかな伊予灘にこれからの旅が平穏である予感。

高浜駅11:51の定時着。ちゃんと時間通りに列車が運行される日本の鉄道の日常がそこにあります。

2017年09月06日 20時17分

伊予鉄道(10)市内電車1Dayチケット。

これで本線上を走る坊っちゃん列車の見納め。この日は定期点検のため1編成だけの運転で、実は「乗り鉄」にも関わらずこの列車に乗らないという、私にしては何とも情けない松山詣でとなりました。2編成走っていたら乗ることも出来れば、どこかの終点駅で方向転換も見ることが出来たのですが…、この後の時間の都合で涙を呑まざるを得ませんでした。

さて古町まで移動。JR松山駅前からは単線です。

大手町ほど注目されていませんが、古町での市内電車と郊外電車の平面交差もなかなかです。何がなかなか?って聞かれても上手く答えられませんがそういうことです。

古町電停も道後温泉駅同様に「駅」の風格があります。

11:26。乗ってきた2002号とここでお別れ。そして私の伊予鉄道市内電車の旅も終わりを告げました。

朝の7:30から使い倒した市内電車1Dayチケット。いよてつ高島屋の大観覧車「くるりん」に乗らなかったのが心残り。実は私、観覧車に乗るのも好きです。もっともこればかりは優先順位の問題で致し方なし。

2017年09月05日 20時15分

伊予鉄道(9)坊っちゃん列車を撮る。

大街道の電停に出て、そこから市役所前まで歩きながら撮影することに。

県庁前で停車中の50形。おでこにある前照灯が埋込式ではない外付け式なのですが、これがひと昔前の電車を感じさせて私にはストライク。それも並びで見られる幸せ。

重厚な愛媛県庁と市電のショットは、伊予鉄道市内電車では定番中の定番撮影スポット(だそうです)。

平日の午前10時50分。3両の電車が1枚の写真に納まるほどの本数が運転されているのは凄いと思う。

坊っちゃん列車+松山城の撮影をするべく市役所前に戻りまずは肩慣らし。

11:04。新塗装の77号が露払い?先走り?先導車?で、坊っちゃん列車が続く。

いよいよメインのお出まし。道後温泉10:47発の古町行き。

結局無難なところで収めました。

2017年09月04日 16時12分

伊予鉄道(8)続・松山城天守から坊っちゃん列車を探せ!

10:08。そろそろかな?と待ち構えていたものの坊っちゃん列車は突然、顔を出しました。

それにしても思っていたよりスピードが速い。

画角を変えて何枚も撮影できると高を括って(たかをくくって)いましたが、とんでもありませんでした。

これで天守での撮影終了。

あの天守の最上階が私の居場所でした。と言いつつ私は城主ではありません。城を降りて次の場所に移動です。

下山はロープウェイではなくリフトを利用。リフトの方が時間はかかりますが、待たずに乗れるメリットあり。これでほんの数分ですが時間の節約。

街に下りていく気分はこちらの方が良いかな?もっとも時間があれば歩いて下りてもよさそうです。

2017年09月03日 16時09分

伊予鉄道(7)松山城天守から電車を探せ!

交差点を曲がっていく坊っちゃん列車。松山の街並みに溶け込んでいます。

さて、坊っちゃん列車はこの後松山市駅に定時なら9:39到着で、同駅の発車は10:02。大街道の通過は10:10ですのでその少し前にはここに姿を見せるはず。今回はそれもここから撮影しようと思っていたので40分弱の時間あり。

そこでタイトルの「松山城天守から電車を探せ!」をすることに。まずは古町の車庫。

続いて環状線(城北線)清水町電停付近。9:48頃。電車は2108号。

前の写真と同じ電車。清水町~高砂町間。

9:52頃。木屋町~高砂町間。2002号。

前の前の写真と同じ場所に顔を出しました。

最初はどこに線路があるのだろう?と戸惑いましたが、路線図を思い描きつつ“らしい”方向にカメラを向けているうちに慣れてきました。ただ電車は突然家陰から顔を出しますのでカメラはずーっと構えっぱなし。天守に長居をする観光客の方がおられなかったのが、精神的には助かりました。やはりそれなりに人の目は気にします。

2017年09月02日 20時07分

伊予鉄道(6)松山城天守から坊っちゃん列車を探せ!

午前9時過ぎ、一番で天守に直行。まずは西の方角。

こちらは南の方角。

東を見れば先ほど乗ったばかりの市内電車を見下ろせます。

道後温泉発9:19の坊っちゃん列車。今回のターゲットはこの松山城から見る坊っちゃん列車で9:22の撮影。前の写真はこれを撮影するための予行演習。

次の狙いは市役所前を通過する坊っちゃん列車。まずは予行演習。

坊っちゃん列車は市役所前を少し遅れて9:30に通過。小さいとは思っていたものの想像以上に小さい。あっ、言葉を間違えました。可愛いが正解です。

2017年09月01日 20時05分

伊予鉄道(5)松山城に登る。

駅を向いた写真ばかりを撮影していたのを反省し、道後温泉方面を1枚撮影。考えてみれば(考えなくとも)今回も温泉に入ることなく超有名温泉地を立ち去るうつけ者。

電車の中には「観光俳句ポスト」が設置してあるものの、粋人とは程遠い凡俗である私には投句などできるはずもなし。残念!

電車の中から松山城を見る。市内電車から見えるところは結構あるとは思っていましたが想像通りでした。実はこれロケハン。その心はまた後程。

大街道電停で降り松山城に登城すべくロープウェイ乗り場に直行。天守は午前9時に開くのでそれに間に合わせるべく乗車。で、そこに待っていたのはタヌキたち。何故?

松山城マスコットキャラクターの「よしあきくん」。天守の記念写真を撮影できるスポットでお出迎え。観光客の方たちもよしあきくんとの2ショット+天守の写真を撮っておられ、入れ替わり立ち代わり人がいる人気ぶり。私はと言えば…、何せ一人ですのでよしあきくんと天守の写真で松山気分を出してみました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!