2017年11月30日 20時24分

九州鉄旅の終わりに。

10月8日(日)。

鎌瀬駅を16:25に出て八代駅着16:50。そこで16:57発の普通電車5354Mに乗り換え熊本駅着17:36。

熊本駅からは豊肥本線1489M肥後大津(ひごおおづ)行きに乗車。815系のカラーリングは白が目立ちますね。

さてここからは熊本空港に向かうのですが、今回は熊本駅前からのリムジンバスではなく肥後大津駅からの無料連絡バスを選択。

ドアには「床に座らないでください」のステッカー。こんなステッカーは初めて見ました。衝撃、驚愕、言葉が見つからない。

ところでドアの左側にあるカバーのかかった機器は何だろう?ワンマン区間の乗車整理券発行機なのでしょうが、今は使っていないのでこの状態。もっともこれにもたれかかる乗客は結構見かけました。

肥後大津駅18:18着。ここからは空港ライナーに乗車。9名定員のジャンボタクシーを使っており、私の乗った18:30発は乗客3名。

30分間隔で走る空港ライナーの肥後大津駅待合室。いかにもこれから空港に向かいます感がありあり。

旅の最後は熊本ラーメン。

19:55発のANA336便で帰名。

ボンバルディア機専用のタラップのようでこのタイプは初体験。

2017年11月29日 20時20分

SL人吉(10)撮影終了。

ところで河原での撮影時ですが、私が降りていく前に先客がお二人おられました。私が撮影ポイントを決めた頃でもまだどこで撮影するかを迷っていた感じだったので、「私が後から来たので、いつでも場所を変えますよ」と声をかけていました。お二人はその後、河原に日が差さなくなったこともあり、最終的に別ポイントに移られたのですが、その際に私の撮影予定の画角を確認され、それに入らない場所で最終的に撮影されていました。

と言う気持ちの良い撮影地だったという報告。

今回私が撮影できなかった正面位置。宴の跡に確認。

16:15頃、特急「かわせみ やませみ5号」が鎌瀬駅を通過。

橋を渡る後ろ打ちは「いさぶろう・しんぺい」。

私はSL人吉を撮影した時点で撤収体制に入っていましたが河原ではこの列車まで撮影と言う方が結構いらっしゃいました。

16:25発の1230D。参考までにこれに乗車した歩き鉄は私を含め2名のみ。皆さん、車移動のようです。

1時間23分の鎌瀬での滞在終了。考えようによってはお手軽な撮り鉄。

体は反応したED76 1016。まだまだ現役でしょうが、何せ古い車だけに長く活躍してほしいと思うばかり。

2017年11月28日 20時01分

SL人吉(9)球磨川第一橋梁を渡る。

今回の九州鉄旅のフィナーレは「SL人吉」の撮影。15:49にその姿を現しました。

ほんの少し前まで手前の河原にも日が当たっていたのですが、見る見る内に陰ってしまいご覧の通りの結果となりました。もっとも肝心の列車には日が当たったのでまずはOKです。

蒸気機関車は爆煙が魅力だと言う方も多いですが、私はこの棚引く程度も好きです。

ここ球磨川第一橋梁では、鎌瀬駅東側で正面もしくは俯瞰での撮影が定番のようですが、私が到着した時には既に多くの方が待ち構えておられ、それもあって順光で撮れそうな河原におりました。

地図で橋の位置の確認ですが、心配だったのが太陽がどの方角に沈んでいくかと言うこと。側面は大丈夫と判断しましたが、正面まで日が当たってくれたのは有り難かったです。

最後に動画。ここでは時間に余裕があったのでコンデジを用意して撮影。

2017年11月27日 16時00分

SL人吉(8)鎌瀬駅への道。

坂本駅から14:54発人吉行きの1231Dに乗る予定なので約40分の休息。

坂本駅前には八代市役所前行きの九州産交バスが停車中です。なお鉄道との連絡は全く無さそうです。

本当に何もやることがありません。ここで下車したのは球磨川第一橋梁を渡る「SL人吉」を撮影するため。撮影ポイントの最寄り駅は「鎌瀬駅」で、まあ普通に考えれば「かわせみ やませみ」に乗らず後続の普通列車に乗った方が合理的と言えばその通りなのですが、今回限りは新登場の列車の1時間の旅を楽しみ、鎌瀬駅まで折り返すことにした次第。

1231Dがやっと顔を見せました。私以外に一人だけ乗客あり。その方は次の葉木駅で降りて行かれました。

ここで1228Dと交換。

扇風機に網がかかっている。何故?

鎌瀬駅で15:03に1231Dを下車し、そのまま球磨川第一橋梁を渡る同列車の撮影。

2017年11月26日 15時58分

かわせみ やませみ(3)観光列車の楽しみ。

車窓の球磨川。ラフティングはどこでも良いので一度は体験したいと思いつつ未体験。

急峻な山裾を走る肥薩線。土砂崩の跡らしき所があります。実は今回乗車した日の前日、10月7日(土)も鎌瀬~瀬戸石間で土砂崩れがあり、始発から午後4時過ぎまで運転を見合わせており、この日に肥薩線に乗れるかどうかが心配だったほど。ただこの写真の場所だったかどうかまでは不明。

坂本駅には14:13着。私はここで下車。

車両のおでこの「かわせみ やませみ」。右の一回り大きいのが「やませみ」で左が「わかせみ」でしょうか?

坂本駅には藁(わら)で作った造形物が下げられています。面白い。それに気が付いた方たちが写真を撮っていました。

特急「かわせみ やませみ4号」とはここでお別れ。

車内で押した記念スタンプ。最近はこうしたお洒落な台紙が目を惹きます。ちゃんと「かわせみ」「やませみ」の2種類あり。スタンプが斜めなのはご愛嬌。いやいや単に私の押し方がアバウトだっただけです。

2017年11月25日 20時56分

かわせみ やませみ(2)人吉駅の駅弁「栗めし」。

昼食は駅の立ち売りさんからGET。「かわせみ やませみ」車内販売での特製弁当もあるのですがここはやはり一択。(写真撮影とブログ掲載の了解は得ています)

栗めし。

13:20の出発と同時に食べ始める。この日、10月8日(日)の特急「かわせみ やませみ4号」の指定席は発売日には買えなかったものの、後日ネット予約で無事確保できました。ただ指定席が取れなくても自由席はあるので、絶対に取ろう!というほど熱い思いは無かったものの指定席を持っているのはやはり心強い。

一勝地駅は13:35に到着し、13:42の出発。駅での特別なイベントは無いので、ノンビリ過ごしました。

参考までに自由席車(3号車)の車内。指定席は満席だったもののガラガラ。予想外の展開。

1229D八代発人吉行きの到着で出発。キハ220形(1102)。

2017年11月24日 20時54分

かわせみ やませみ(1)水戸岡鋭治氏の世界。

10月8日(日)。

人吉駅に13:01に到着し、折り返し13:20発1084D特急「かわせみ やませみ4号」と13:05着の1292D普通「しんぺい2号」の並び。

キハ47 8087「かわせみ」(1号車)の指定席。

同じく「かわせみ」のカウンター席。

ショーケースには地元の特産品。

ピカピカ過ぎて私が写り込んでいる。この日は最高気温が10月にも関わらず30度ほどあって私はお気楽なTシャツスタイル。

今年の3月4日に登場したこの「かわせみ やませみ」ですが、全てにとことん凝った作りの内装はデザイナー/水戸岡鋭治氏の世界をきっちりと表現しています。

とても昭和に登場した車両とは思えないというのが正直な感想。

いつまでもこの輝きを保ってほしい。でも手入れは大変だろうなあ。

2017年11月23日 20時52分

SL人吉(7)SL人吉の入換とくま川鉄道。

今年、明治44年の建設当初の姿に復原された人吉機関庫。その横を1226D人吉駅12:19発の八代行きが走って行きました。

人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(もぞか)ステーション868に戻り、屋上展望デッキからSL人吉の入換作業を撮影。

この入換の予定時間は人吉駅で公表されており、それを参考に動くことが出来ます。

あくせくもしなければジタバタもせず、ただのんびりとその様子を眺める。などという暇は無し。

くま川鉄道/人吉温泉発12:40の13D湯前行きを撮影。KT502(秋)とKT504(夏)の2両編成。さすがに今回は観光列車『田園シンフォニー』に乗車する時間的余裕はありませんでした。

今度は人吉駅ホームに移動。1083D特急「かわせみ やまみ3号」の13:01到着狙い。機関庫で休むSL人吉(58654)との2ショット。

2017年11月22日 20時49分

SL人吉(6)人吉駅。

人吉駅の転車台が見えたらもう終点。

12:09を廻ったばかりの人吉駅はSL人吉の撮影大会。この駅は構内通路があるのでこの角度からの撮影が可能。ただあまりに人が多くなると通行の支障となるため、私が立ち去った後で、駅員さんが「立ち止まらないで下さい」という案内をされていました。

人吉駅。平成16年(2004年)6月5日以来。その時は九州新幹線鹿児島中央~新八代間に乗り、その後肥薩線でここまで来て1泊。翌日「いさぶろう・しんぺい」で吉松駅に抜け、そこから高速バスで鹿児島空港に向かいました。

さてここ人吉駅での私の持ち時間は1時間11分。次は13:20発の特急「かわせみ やませみ」に乗車です。

人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(もぞか)ステーション868。「もぞか」とは方言で「小さい」、「かわいい」と言う意味だそうです。

可愛い電車は子供たちの人気者。

2017年11月21日 14時38分

SL人吉(5)一勝地駅。

一勝地駅は11:38着の11:48発。

乗客の皆さん、ハチの一刺しに注意!ほんの一瞬の出来事。花越しのSL人吉撮影中に、まさか目の前の花にとまるとは思いませんでした。

一勝地駅ではスタンプを押し、記念入場券をGET。「地に足をつけ一勝を!」とばかりに記念入場券はお土産用。話をスタンプに戻しますが、電話番号が入ったパターンは初めてみました。世界は広い。いや日本も広い。

ホームでは地元の名物を販売しており、私は「一勝地饅頭」を購入。ずーっと列が出来ており、私が買った時には出発の直前。ギリギリ間に合いました。

SL人吉は山の中を走り抜け、人吉盆地に入りました。はさ掛けによる天日干しを久しぶりに見た気がする。連綿と続く日本の原風景。

農家の方たちが手を振って見送ってくれる。ただそれだけで心がほっこりするのは日頃の生活が荒んでいるのかなあ?と、自問自答。そんなことは無いと軽く否定してみる。

一方、車内を見れば乗客の方達も手を振っている。エールの交換。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2017年11月
« 10月   12月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!