2017年11月13日 20時42分

世界遺産/三池炭鉱(4)三池港。

石炭積出港/三池港。閘門(こうもん)があるのが特徴で、閘門の中で潮の干満に影響されないようにして石炭を積んだそうです。

旧長崎税関三池税関支署。

正直言ってあまり下調べをせずにここ大牟田を旅したのですが、石炭産業の機械的なものだけではなく、ここのように文化を感じさせる建物を見たりすると、より往時に思いを馳せることが出来るような気がするのが不思議です。

旧三井港倶楽部。世界遺産ではありませんが、三池港に入港した船舶の船員に対しての休憩所として作られたそうです。

明治41年(1908年)に三池港の開港と同時のオープンで、平成19年(2007年)に経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。

室内は凝った作りになっており、今はレストラン、結婚式場としても利用されています。ディナーは予約制ですが、ランチは予約不要で値段も1200円~3500円と手頃なので、中の見学がてらここを訪れるのも一興だと思いました。あっ、特段何かを飲食しなくても見学は出来ます。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!