2017年12月22日 20時43分

スーパーカミオカンデ一般公開(4)光電子倍増管。

サンダーバードの秘密基地を見学中…、などと例えると怒られそうですが、それが私の感想。

研究に必要な、ということは分かったもののそれがそれぞれどんな役割を果たしているかは、私には分かりません。でも分かったことが一つ。“理論”を実証するために膨大な費用と時間をかけ、ただひたすらにニュートリノの研究がなされ、それが成果をあげているということ。2人のノーベル賞受賞者である小柴昌俊氏、梶田隆章氏の存在がそれを証明しています。

これが巨大水槽の中に設置されたニュートリノを捉える光電子倍増管。これが11,129本もあるのも驚きですが、ガラス職人さんが1個ずつ吹いて作った手作りと聞き、それも驚き。思わず記念写真を撮ってしまいました。確かにこれが水中に1万本並ぶ姿は見てみたいですね。

説明を聞いた空間にあったサイン。内閣総理大臣/小渕恵三氏、宇宙飛行士/毛利衛氏。右側には小柴昌俊氏の名前も発見。「宇宙は夢の宝庫」と書いたのは時の総理大臣小泉純一郎氏。これを見ているだけでもここに来て良かった。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!