2018年01月07日 11時46分

「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」で近鉄「しまかぜ」展望ビデオを上映(2)

まずはカメラをセット。

撮影にあたっての注意点はいくつかあります。

1)鉄道の安全運行に支障を絶対!に来さない。

2)しまかぜの先頭車の展望を楽しみに乗車されるお客さんの視界に極力入らないようにする。

つまり目立たないようにする。

3)セッティングからバラシまで約2時間半。特に名古屋駅の到着(お客さんが乗り込む前)から賢島駅到着までの間は運転室に入れないので、それに十分耐えうる大容量の記録メディアの用意と、バッテリーの準備。

カメラは普段付いている持ち手を外し、家庭用のビデオの大きさ並みにしています。

ガムテープは低粘着タイプ。普通のガムテープでは剥がす時に糊が残る可能性があり、それも絶対に避けなければなりません。

トンネル内での走行時に正面ガラスの反射の写り込みを減らすため、レンズを覆うように黒布を巻き、それをガラス面に貼り付けています。実際にはここに黒布を更に1枚、全体が隠れるように被せており、恐らくこのしまかぜに乗車された方はどなたもここにカメラがあったとは気付かなかったはず。

こんな作業をしつつ、普段はなかなか撮影できない乗客のいないしまかぜ車内を撮影。

趣味なんだか仕事なんだか境目がはっきりしない。いやいや仕事です。

ちゃんと乗車券を購入して座席を確保していますので、「しまかぜ」記念乗車証は頂いています。

これは趣味かな?

    

    ADVERTISEMENT

    電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
    稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

    カレンダー

    2018年1月
    « 12月   2月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  

    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!