2018年02月18日 16時27分

おれんじ食堂(14)食事のスタート。

出水発12:21。この駅を出ると食事が始まります。

駅での手を振っての見送りを受けながら、こちらは熊本県水俣市の地ビール「不知火海浪漫麦酒」からスタート。

同行者は桜島小みかんクラフトチューハイ。

太刀魚入りの茶碗蒸し。

細かいメニューの内容はここでは省略しますが、茶碗蒸しを撮影したのが12:22。この料理は12:30の撮影。そして最後のデザートが出たのが13:29ですから、ほぼ1時間のランチタイムとなっています。

で、食べ始めた直後、「クロヅルがいます」のスタッフの方の案内で示された方向を見れば確かに大きな鳥がいる。「あっ!」と思いつつその方向にカメラを向けてシャッターを押したものの…。

冬の出水では常に窓外に注意すべし!これが今回の教訓。必ずではないもののツルの姿を見かけることはよくあるそうです。

海の景色もこの辺りともなれば見慣れた風景。外は寒くともおれんじ食堂の中はヌクヌク。この暖かさの中から外の風景を楽しみながらの旅は、冬場では大切なポイントです。20代、30代の頃は寒さには強かったと思うですが、齢(よわい)を重ねてすっかり耐性がなくなっています。

2018年02月17日 20時25分

おれんじ食堂(13)出水駅とツル。

2・3番線ホームにはツルのオブジェあり。

この旅の同行者は小学生の頃にここ出水に来たことがあり、その時にこれらのツルが駅にいたことを覚えているとのこと。そんな歴史のあるオブジェなのですね。

ある意味シュールではあるものの、町の象徴としてそれだけ大切にされているという事でしょう。さてこのツルたちですが、今回のおれんじ食堂の乗客で記念写真を撮影していたのは私たちだけ。もっと宣伝しても良さそうな気がしました。

ところでここ出水は、「鹿児島県のツル及びその渡来地」として国の特別天然記念物にも指定されています。最初、ツルが飛んでくるので“飛来地”と言うと思っていたら“渡来地”でビックリ。出水市や鹿児島県のHPでは“渡来地”となっている一方、その他の観光情報は“飛来地”です。日本語での使い分けはあるようなのですが、私にはハードルが高すぎてこの話はここまで。

隠れた出水駅名物と言って良いのでしょうか?銀河鉄道999の顔出し看板。おれんじ食堂のスタッフの方に教えてもらいました。

これは2010年から2015年まで運行していた「銀河鉄道999」ラッピングの『さよならキャンペーン』の一環でここ出水駅に設置されたそうで、それが今も残されており、「銀河鉄道999」ファンの方は一度ここで顔出し写真に挑戦されては如何でしょう。

車両基地があれば必ず撮影する一枚。

ここ出水駅には新幹線の駅もあり、そのデザインは舞うツルだそうです。確かに!

2018年02月16日 16時59分

「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」今日から配信開始!

皆さん、大変お待たせ致しました。2月3日(土)に放送し、大きな反響を呼んだ「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」は今日から見逃し配信開始です。

※無料です。

中京テレビのトップページ⇒Chuunもしくはhttps://chuun.ctv.co.jp/share?c=8998でご覧いただけます。

スマートフォンからは専用アプリが必要です。ぜひダウンロードをお願いします。

見逃してしまった方、もう一度ご覧になりたい方、出演者陣の熱い鉄道愛を体感してください。

配信期間は1年間。来年の2月15日まで!

2018年02月15日 20時23分

おれんじ食堂(12)出水駅前のC56 92号。

出水駅前にはC56 92号機が保存されています。

屋根の下での静態保存。

保存状態は良さそう。

運転台には階段を使って入ることが出来るのですが、入った瞬間、この色に圧倒されました。何と表現すればよいか分かりませんが、鮮やかすぎて不思議の国に彷徨(さまよ)いこんだ気分。

地元の方がちゃんと整備されているのでょうね、きれいです。とか書きつつこのC56との対面時間はほんの数分。この駅は他にも見所あり。

2018年02月14日 20時04分

バレンタインデー、鉄道編。

今日はバレンタインデー。

という事で娘からのプレゼント。

袋から取り出すと懐かしき国鉄時代の特急のヘッドマークが印刷されている。それも往年のL特急。

外箱にはご丁寧にもJNRがある。こういうところはファンの心理を良く知っている気がする。

ふたを開ければ左から「にちりん」「雷鳥」「はつかり」「ライラック」。L特急の時代に全部乗ったと思う。もっとも今どき、L特急を名乗っているのはJR東海エリアを走る「しなの」「ひだ」「しらさぎ」しかないので、このラインナップで小躍りするのは40代以上の方でしょうか?

それはそれとして、国鉄時代を相変わらず引きずる私にはドンピシャ。娘に感謝です。

ところでそれぞれ味が異なるのですが、例えばこの「にちりん」はマンゴー、パッションフルーツ味のミルクチョコレートとのこと。工夫を感じます。

2018年02月13日 20時22分

おれんじ食堂(11)「おれ食」停車。

先頭車に陣取っていると、いろいろ発見があります。結構な確率で出てくるのが「おれ食」の標識。

観光のポイントとなる場所では、減速したり停まったりします。

薩摩街道と言う文字が見えるので、江戸時代、薩摩の藩主はこの道を通って、はるばる江戸と薩摩を往復したのでしょう。

出水(いずみ)駅に到着。12:02から12:21までの19分停車。出水はツルの飛来地として知られており。1月6日(土)の飛来数は15360羽。凄いですね。という言葉しか見つからない。

出水駅構内にはD51の動輪が保存されています。

在来線(肥薩おれんじ鉄道)の出水駅舎。で合っているのかな?今一つ自信がありません。

2018年02月12日 20時46分

おれんじ食堂(10)水俣駅。

モノレールの線路だけを見て、直ぐにトンネル通過。

そこは九州新幹線との立体交差。やはりすれ違わず。

津奈木駅は初下車。民家の端っこに出入り口を付けたような感じ。あくまでも個人の感想です。

列車は11:23着の同時間発。列車が停まって直ぐに外に出て、撮るだけ撮って車内に戻り。

11:32、水俣駅到着。その昔、ここから山野線という路線があったなんてもう知らない人の方が圧倒的に多数。

11:44の出発までしばし散歩。駅舎内の待合室はおしゃれでかつ使い易そう。

おれんじ食堂の水俣駅でのお土産。

車内で楽しめる焼酎ラインナップ。全種類飲もうとするのははっきり言って無謀です。そんな人はいないか。

2018年02月11日 20時44分

おれんじ食堂(9)津奈木のモノレール。

津奈木駅が近づいて来たところで案内放送あり。

山の上に日の丸発見!重盤岩と言うそうです。

街並みからいきなり山が始まります。

この写真での真ん中あたりに左下から右上にかけて金属製らしき何かがあるのが分るでしょうか?実はこれ、山頂に向かうモノレール。「つなぎ温泉四季彩」の展望露天風呂に向かう足だそうですが、公共交通機関ではないものの是非、乗ってみたい。

先の写真から少し位置を変えての撮影。よ~く見るとモノレールはトンでもないところを走っているのが分かります。出来れば偶然、奇跡的にモノレールが走るところを見たかった。

2018年02月10日 17時49分

おれんじ食堂(8)複線区間。

お酒についてはあまり詳しくはありませんが、ドリンクメニューにカクテル1杯500円~とあったのでそれ用でしょう。『オリジナルカクテル』の文字にも心惹かれたものの、若いころなら「何だろう?」と好奇心全開で果敢に挑戦したのでしょうが、この日はまだ先が長いこともあって大人しくしていました。

佐敷駅停車中。席に戻り、駅改札口を撮影。やはり昭和です。

佐敷駅では後続の6129D(佐敷駅発11:04)「オレンジ鉄道×くまモン」が先発。そうっ、1月31日にUPしたHOSR‐111です。

各駅での発車合図は“カラーン、カラーン”とよく響く心地よい鐘の音。

佐敷の次の駅、湯浦(ゆのうら)駅から津奈木(つなぎ)駅までは複線区間。何となく肥薩おれんじ鉄道となった鹿児島本線区間に複線区間は無いと思い込んでしました。

2018年02月09日 20時33分

おれんじ食堂(7)晩白柚(ばんぺいゆ) 。

おれんじ食堂の連載も7回目。このブログでは原稿を事前に書きためておく場合と、毎日ポチポチ書く場合がありますが、今は当面出かける予定がないため、毎回書いてはあげています。

佐敷駅停車中に揺れない車内を探検。暖簾(のれん)は日本の文化ですね。

テーブルライトが並ぶ姿は、日が暮れてから改めて見たい衝動に駆られました。

テーブル・椅子の配置により、テーブルライト(灯り)の位置が異なり、雰囲気も変わります。

正月の飾り。季節が移ろうとどんな感じになるのでしょうか?

棚の意匠。シンプルだからこそ心憎いデザイン。

肥薩おれんじ鉄道の路線図も「おれんじ食堂」流。だと思っています。

次駅案内は手で架け替えるタイプ。アナログですが温かい印象。

先頭車両でひと際その存在感を示しているのは柑橘類の晩白柚(ばんぺいゆ) 。地元である熊本県八代の特産品。左手前は同じく熊本名産のデコポン。でも右は???乗務員さんにちゃんと聞くべきだった。

ところでこのブログを書くために「デコポン」を調べていたら、登録商標だと知りました。私の仕事の専門分野の一つではあるものの、スーパーでいつも見ており、イチゴとかは個別の品種ごとに商標が登録されているのは知っていますし、柑橘類でも地域商標があることは知っているものの、恥ずかしながらデコポンは品種だと思いこんでいました。

お約束の一枚。特に書くことはありませんが、鉄ちゃんなら多分、撮影するカット。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!