2018年02月08日 17時08分

おれんじ食堂(6)海沿いを走る。絶景!

1月6日(土)10:36頃。天草諸島が見えます。

眼下には海に突き出た岩で休む鳥の姿も。

線路は結構、海岸線に沿っているのですね。この辺りは昭和48年(1973年)7月30日のしかも日中に通っているのですが、西鹿児島駅の到着時に火山灰が降っていたこと以外は何も覚えていません。もっとも全国津々浦々にある絶景の車窓も大体こんな感じ。

佐敷駅に到着。昭和の香りが漂う私好みの駅舎。と思って検索したらどうも1925年に建てられたらしい。言えるのは作り始めたのは大正時代かな?という事。まあ誤差の範囲という事でお許しを。

ここでこの日の「乗車券」の紹介。「JR・おれんじぐるりんきっぷ ワイド」で、これだけで8230円なので、私のようにこれを使うと肥薩おれんじ鉄道という会社にとってはあまり望ましくないでしょうね。と、思った次第。もっとも鹿児島や熊本を起点に往復する人はそれほど多くないかも知れません。

こちらはおれんじ食堂乗車後に、指宿に向かった際の乗車券。何に注目かと言えば、下車時に押印してもらう“乗車記念”の印の違い。これも鉄旅の醍醐味。

 

2018年02月07日 20時56分

おれんじ食堂(5)日奈久温泉駅。

おれんじ食堂2便(下り)飲食付きパッケージプラン SPECIAL LUNCH[スペシャルランチ]。

実質的に最初の停車駅と言える「日奈久温泉(ひなぐおんせん)」。10:26着の10:27発なので車内からホームを撮影。俳人種田山頭火の像があったので、家に戻り調べたら山頭火が泊まった宿屋の建物が今もあるそうです。放浪の俳人と呼ばれた山頭火の名前は知っていたものの肝心の俳句が思い出せない。

各停車駅では地元のお土産品あり。ただ私たちは「新幹線+おれんじ食堂日帰り乗車プラン」の「おれんじ食堂2便・スペシャルランチ・乗車プラン」(なんとも長くてすいません)で乗車のため、お土産が4駅となっています。

ただこのプラン、鹿児島中央から新幹線往復(鹿児島中央⇒新八代、川内⇒鹿児島中央)で22800円ととてもお得。一般的なプランは21000円なので、各駅のお土産<価格を選びました。鹿児島中央もしくは熊本を起点にこのおれんじ食堂だけを目的に旅するときは一考の価値ありだと思います。

日奈久温泉駅を出て暫くすると海が見え始めます。「旅をしています。」という気分。いやいや本当に旅をしています。

次に停車の佐敷(さしき)駅は15分停車で11:10発。日奈久温泉駅の次の駅、肥後二見での交換時には既に案内がされていました。急ぐ旅ではなくゆっくりと過ぎる時間を楽しむ旅です。

2018年02月06日 17時28分

受験生へのメッセージ。

受験シーズン真っ盛り。鉄道の駅での駅員さんから受験生へのオリジナルメッセージが話題となっています。

中京テレビの隣には愛知大学があることから、最寄りの名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)「ささしまライブ駅」にも今年はメッセージがありました。

ところでこのメッセージですが、下車する人にはちゃんと見える位置に置いてあり、手書きの文字だけでなく装飾もあって、あおなみ線スタッフの愛情を感じます。

話は戻ってそもそもこの写真は私ではなく中京テレビのスタッフの撮影。何か鉄道絡みの写真を撮影すると、私に連絡が来るとは何とも良い会社だと思います。(笑)

私が大学受験したのは45年前。駅を降りると「切符売り場が込み合うので、帰りの乗車券をあらかじめ買って下さい」とは言われた記憶はあるものの、こうした心温まるメッセージっていつから始まったのでしょうか。

2018年02月05日 21時33分

おれんじ食堂(4)車内。

平成30年(2018年)1月6日土曜日の肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」SPECIAL LUNCH(スペシャル ランチ)。

カウンターにはこれから出されるコーヒーの準備がされていました。

これが私たちの席。2人が向き合うのではなく横並び。ホームページの写真では見ていたものの、実際に見てみれば思ったよりもゆったりした感じです。

10:19。列車は肥薩線と別れ、球磨川を渡ります。そんな写真を撮影していたらコーヒーの登場。

以前は、こうした食事を楽しむ列車とはあまり縁がなく、これまでのラインナップは「明知鉄道/きのこ列車」「豊橋鉄道/おでんしゃ」「道南いさりび鉄道/ながまれ海峡号」「JR四国/ 四国まんなか千年ものがたり」といったところです。前2つは地元密着の列車ですが、後ろ2つは遠来のお客様が対象と思われる観光列車。その中でも、私の頭の中が「食事を楽しむ列車はありだ!」と大きく舵をきったきっかけは「JR四国/ 四国まんなか千年ものがたり」です。勿論「ながまれ海峡号」の印象がとても良かったことがその前にありますが、とにかく「乗る楽しみ」と「食べる楽しみ」が両立させていることに驚いたことによります。勿論それなりの支払いは必要ですが、決して「高い!」とは感じさせないコストパフォーマンスは流石で、これらの列車に人気があることには納得できます。

それゆえ今回、宮崎~鹿児島の旅をすることになり、真っ先に同行者に許しを請うたのがこの「おれんじ食堂」への乗車。南九州に旅をするこんなチャンスはそうそう巡ってくるものではありません。

ところで1月6日は、なぜか空席が目立っていました。満席となることが多いと聞いていたのですが、やはり正月休みが終わったばかりだというのが影響していたのかも。

2018年02月04日 23時07分

「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」の御礼。

本日は「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」に本当に多くの方にご来場いただきました。厚く御礼申し上げます。

今日は朝8時半から「スギテツ」さんの実際に音を出してのリハーサルを開始。

おっとその前にこの鉄道模型を展示していただいた鉄道友の会名古屋支部の皆さんには朝6時半からセッティングをお願いしたり、各所に随分多くの負担をおかけしながら今日という日を迎えました。

一方、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)の皆様にはこんな素敵なヘッドマークトレインを終日走らせて頂きました。このブログをUPした頃に丁度今日の運用を終えて車庫に入る時間のはずです。

ところでイベントが終了したあと、皆さんがお帰りになってからこんな写真を撮ったりして遊んでいました。

さて最後になりましたが、会場にお越し頂いた方のみならず昨日深夜放送の「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」をご覧になった方、そしてこのブログをお読み頂いている方、忘れてはならない方ではプラザCイベントの抽選に漏れた方、当選しつつも都合で会場に来られなかった方、それらの全ての方にも重ねて御礼申し上げます。またこうしたイベント・放送が出来るように、精進したいと思っております。ありがとうございました。

2018年02月03日 15時22分

明日は「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」です。

今夜はいよいよ「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」の放送です。24:55まで暫くお待ちください。

そして明日は朝9:30から16:00まで「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018」を開催。

思えば11月から本格的に作業を始め、突っ走ってきた3か月間でした。通常業務にプラスの作業で、好きな鉄道だからこそ準備に奔走しましたが、

好きじゃなければ出来なかったとも言え、明日、ご参加いただいた皆さんに笑顔で帰って頂ければ嬉しいですね。

エントランスで行うパネル展示「笹島駅物語~ささしまライブの80年」は既に準備完了。そしてこの右側の今、椅子のあるスペースに、鉄道友の会名古屋支部の皆さんのご協力による鉄道模型が走ります。

多くの皆様からご応募いただき、泣く泣く抽選とさせて頂いたプラザCのイベント会場も椅子のセットは完了。

大きなスクリーンがあるのを生かし、映像でも楽しんで頂ける演出を用意しています。

また明日はあおなみ線に「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」開催を記念して「チュウキョ~くん」とあおなみ線のキャラクター「あお鉄くん」がコラボしたヘッドマークを付けた電車も走ります。予定では朝7時半頃から夜までほぼ1時間に1本走ります。その電車も身に来て下さいね。

2018年02月02日 18時42分

芸能界鉄道研究会 鉄研2018。明日放送!

今日も12:47にDF200 216がささしまライブ駅を通過。

既に日常風景の感あり。

ところで明日土曜日、いよいよ「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」が24:55から放送されます。ロケをした米野車庫の写真を1月17日にこのブログでUPしましたが、まずはその追加。

この距離ではなかなか見られないこんなシーンや、

こんな光景に一同大興奮。

ここは桜通線の徳重車庫。タックイン三根さん大興奮!ここから回送電車に乗り、丸の内駅で桜通線~鶴舞線の渡り線を通り鶴舞線赤池工場に向かうのです。

車内灯のついていない回送電車が駅を通過する。そしてその先に待っていたのは…。是非、放送でお確かめください。

ところで放送では出てきませんが、この回送電車は運転士さんが2人乗務。スイッチバックで進むところが何か所かあるためにそうしているそうです。そもそも徳重車庫から徳重駅に出るのにスイッチバックがあるとは知りませんでした。

2018年02月01日 17時15分

2月1日、DF200がいよいよ登場。

本社がささしまに移転してほぼ日課となっているのがネットでの「ささしまライブ」駅を通過する貨物列車のチェック。最近は2月4日(日)に「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」もあるのでそのネタ探しでもあったりしました。

そうしたら今日の5282レ(四日市~松本)のところにDF200-216と出ていたので、昼休みにその撮影。

今日は会社の中からではなく、あおなみ線「ささしまライブ」駅横の超有名撮影スポットへ。4個のヘッドライトが遠くに見えた時の感想は…。一言では書けない。建物の中からではいつ来るかは通過の直前でないと分からないので寒さに負けず徒歩2分。

試運転からはや1年数か月。どうも今日から定期で走るようです。本日のこの場所での撮影者は私を入れて5名。1週間ほど前にDE10と連結されて走るDF200を見かけているので、そろそろかなという感じはしていました。

2016年10月1日の関西本線の試運転。人で溢れかえる撮影地を生まれて初めて体験したのがこの列車でした。

こちらは2016年6月12日の函館本線野田生駅。北の大地が似合うと思っていたDF200形でしたが、名古屋にもこの「赤」は似合いそうです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!