
ななつ星in九州も停車する嘉例川駅。ホームから4230Dを見送る。

南国とは思えない寒々しい風景を行く。「はっ」と、主役はキハではなくこの駅だと我に返る。

一瞬白熱灯に見えた電球はLEDでした。明治を照らす平成の灯り。

私たち以外に誰もいない駅。

街並みを歩く人もいない夕方5時半頃。

11月にかろうじて席が確保できた1月7日(日)の名古屋便。そもそもは鉄旅ではなかったこの年明けの旅行。おれんじ食堂はともかく最後を鉄で締めくくるのは私らしいかも知れない。でも嘉例川駅は本当に確信犯ではありません。誰にもそうは思ってもらえない真実がそこにある。