2018年03月07日 20時37分

名古屋~台北~台東(2)台東へ向かう。

この日の目的地は台湾東海岸の街、台東。一番早くここに向かうには台北市内の松山空港から飛行機に乗ること。時間があるなら台湾鉄路管理局(通称台鉄)の列車で向かいます。その場合、2つの選択肢があり、飛行機の桃園空港着から計算すると下記の通りとなります。

1)西海岸経由…台灣高鐵(台湾新幹線)の桃園発14:10に乗車し、新佐営着15:45。同駅16:15発の台東行き自強号に乗り換え、台東着19:16。

2)東海岸経由…台北発15:05、台東着19:14の自強号(普悠瑪/プユマ)。

で、2つの中から今回は東海岸経由(縦貫線~宜蘭線~北廻線~台東線)で台東に向かうことにしたので台北駅の写真あり。桃園空港と台北を結ぶMRTの台北駅は、台北駅で一括りするには少々離れていると聞いていましたが、まあ許容範囲内。

台鉄の乗車券(指定席券)はネットで2週間前から発売されます。実際には印刷したこの予約証を乗車券に変えなければならないのですが、その交換にはタイムリミットがあり、当該列車の出発30分前となっています。これが結構なハードルで、今回は桃園空港到着~パスポートコントロールがスムーズだったので良かったのですが、もしも入国に時間がかかれば胃の痛む時間を過ごすことになったでしょう。

また台湾の鉄道では、台湾新幹線には自由席がありますが、在来線である台鉄の優等列車は全車指定席。しかもこれが結構混み合い、満席も多いのが現実。その場合でも立ち席承知の乗車券は発行されますが、旅行者としてはちと辛い。で、毎回わかっている範囲で事前予約をするようにしています。

乗車券を手に入れれば少し時間に余裕があり、遅めの昼食。

本当はビールで乾杯ということにしたかったのですが、入ったお店にアルコール飲料はなし。まあ台湾あるある話の一つです。

何度も来ている台北駅。

いつもの通勤電車ではなく、今日は特急(自強号)に乗車なのだ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!