2018年03月15日 20時05分

台東~大武間で下見(3)太麻里駅近くの絶景ポイント。

この日の下見は南廻線の内、西海岸の台東/Taitung駅~大武/Dawu駅間を回ります。これまでに書籍で出版されたり、ネットにUPされた写真を元に撮影地を探したり、つい最近、台湾で出版された鉄道撮影地のガイド本を参考に、あちこちをウロウロ。車の機動性に改めて感じ入った次第。

最初に来たのは知本/Zhiben駅~太麻里/Taimali駅間。ここは幹線道路沿いで、翌日のD51の追っかけをする起点としては良さそうだと確認。(南から北方向を臨む)

※8:56撮影

バスも結構な本数があり、公共の交通機関で動く人に良さそうです。実際にバスを使って「下見」をしている人はいました。

知本/Zhiben駅~太麻里/Taimali駅間の絶景ポイント。晴れていれば青い海が美しい場所ですが曇り空では今一つ。(西から東方向を臨む)

最寄りの駅は太麻里なのですが、歩くと1時間以上かかりそうで、日本人の場合はタクシーで来るようです。

12両編成の自強号が通過していきます。

※9:23撮影。自強301レ(台南/Tainan発花蓮/Hualien行き)

ズームで寄ってみる。

10両の客車が連なる莒光(日本読みで「きょこう」)号。英語では「Chu-Kuang Express」とのこと。

※9:28撮影。莒光701レ(新佐営/Xinzuoying発台東/Taitung行き)

日本では見られなくなった懐かしい風景がそこにある。もっとも明日走るD51はこの画面の左から右に向かって走るため、ほぼ逆光となるポイント。今回は客車列車の撮影のためにここまで来ました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!