2018年03月23日 15時32分

かつての台東駅(2)今は観光地です。

台東旧駅は、現在では「台東鉄道芸術村」となり市民の憩いの場兼観光スポットとして賑わっています。

ここにはかつて「台東線」(台東駅~花蓮駅)を走っていた車両が保存されています。

ここで少しだけ台東駅/台東線の歴史。

もともと台東~花蓮間を結ぶ762ミリゲージの鉄道があり、その後、他の台湾鉄道と同様の1067ミリに改軌されました。

そのためここで保存されている気動車はそもそも762ミリゲージ時代に使われていた車両を1067ミリ用に改造したモノ。

出入り口のステップが外に大きく飛び出ているのはそうした経緯によるもの。少しだけでも歴史を知って車両を見れば、知的好奇心をくすぐります。

※DR2000形。日本の東急車両製。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!