2018年03月23日 15時32分
台東旧駅は、現在では「台東鉄道芸術村」となり市民の憩いの場兼観光スポットとして賑わっています。
ここにはかつて「台東線」(台東駅~花蓮駅)を走っていた車両が保存されています。
ここで少しだけ台東駅/台東線の歴史。
もともと台東~花蓮間を結ぶ762ミリゲージの鉄道があり、その後、他の台湾鉄道と同様の1067ミリに改軌されました。
そのためここで保存されている気動車はそもそも762ミリゲージ時代に使われていた車両を1067ミリ用に改造したモノ。
出入り口のステップが外に大きく飛び出ているのはそうした経緯によるもの。少しだけでも歴史を知って車両を見れば、知的好奇心をくすぐります。
※DR2000形。日本の東急車両製。