2018年03月24日 15時34分

かつての台東駅(3)2000年の台東駅。

ホームは今もそのまま残されています。

かつてこの線路を多くの列車が行き交っていました。

2000年5月23日。出発を待つ自強号。この日、朝6:15発の1052レで台東線~北廻線を北上しています。台湾の乗り鉄をしていた私にとってこれで無事台東線を完乗。枝線を乗り残すと大変なことになるのでホッとした次第。ところでこの自強号では、台東/Taitung~蘇澳新/Su’aoxin駅間を乗車しており、それはそれとしてここでは当時の乗車券の話。2000年の台湾鉄道はオンライン発券で、端末があればどの駅でどの区間の乗車券も購入可能だったのですが、高雄駅で台東~蘇澳新の乗車券を買おうとしたところ満席。一瞬4時間立ち席かよ!と覚悟は決めていましたが、ひょっとして??と思って南廻線の列車を降りて直ぐ、台東新駅の窓口で台東新~蘇澳新の空席を聞いたら予想通りあるとの返事。駅で持っている乗車券(※)があるとは聞いていたのでそれを確認したのですが、因みに台東~台東新駅間は結局立ち席承知の乗車券。もっとも台東新から取ってあった席には結局誰も来ることはありませんでした。

※駅で一定数の座席を確保し、それ以外を一般発売する。

2018年に戻り、拠点駅でも跨線橋が無かった証。

腕木式信号機を切り替えるテコ。今も残っていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!