2018年03月29日 20時19分
平成30年3月25日(日)、この日いよいよD51(DT668)が牽引する莒光(郵輪式列車)が台湾南部を駆け抜けます。郵輪式列車とは日本風に言えば観光をしながら台湾を一周する、一言で言えばクルーズトレインだそうです。
最初の撮影地、知本駅から少し南に行った場所でスタンバイ。午前中は海沿いを走る姿を収めることにしていたので、こんな風景の中でしばしまったり。と言った心の余裕などあるはずもなく、D51が現れるのをひたすら待つ。この時点ではまだ何箇所撮影できるかと言った計算もできる状態にはありませんでした。何せ異国の地でのレンタカーでの追っかけ。(私が運転した訳ではありませんが)安全には十分配慮し、無理をせず無事に走ることが最優先。ここから先、大武までの区間で、道路工事による対面通行があったことは昨日、確認済み。日曜日に工事をやるかどうかは分からなかったものの、「やっている」を前提にすることが無難。
定刻では7:55に台東駅を出発し、知本駅発が8:20のはず。まあ遅れは承知の上ですので、ここからは全て撮影時間のみを書きますが、何はともあれ8:47に遠い風景の中に一筋の煙を見つけました。
その1分後、確かにD51(DT668)がその姿を見せました。
8:52、目の前に到着。
あまり期待をしていなかった“煙”がモクモク。
台湾の蒸気機関車を数度撮影している方の話では、「機関士さんのサービスだろうが、以前より格段に素晴らしい」とのこと。これはこれからが期待できそう。