2018年04月20日 16時53分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (1)横川橋脚跡

(旧)伊勢鉄道は、現在の第三セクター鉄道としての「伊勢鉄道」ではなく、『旧』だけあり、大正4年(1915年)に一身田町駅~白子駅間を開業させた鉄道。その後、路線を南北に延ばし、大正15年(1926年)に伊勢電気鉄道に改称し、最終的に近畿日本鉄道となっています。

近鉄名古屋駅を9:25発の「伊勢志摩ライナー」。

津新町発近鉄名古屋駅普通電車の左側が最初の目的地。

横川の中に何かがある。

よく見れば確かにここに橋が架けられていたことが納得出来ます。ぽかぽか陽気というより暑い!ので上着を脱いでのハイキング。

場所は津市/北部運動広場の野球場の直ぐ東北方向。

航空写真でもこの橋脚跡は確認できます。それにしても航空写真は便利。特に今回のような場合にはうってつけです。

2018年04月19日 16時50分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り

時計を巻き戻して平成30年(2018年)3月25日の午前中。

さてこの日は近鉄電車でお出かけ。近鉄名古屋を8:40に出る急行五十鈴川行きに乗車。名鉄電車から近鉄への乗換えは連絡口があって便利です。

名鉄桜駅で「桜」を撮影したその足での行動です。

目的地は名古屋線高田本山駅。白子駅で各駅停車に乗り換えて9:51に到着。この距離だといつもは特急を使うので、私にとっては珍しいパターン。ところでこの駅で下車した理由ですが、「近鉄ハイキング」への参加。たまたま近鉄のホームページを見ていたら「(旧)伊勢鉄道 廃線跡めぐり」なる回があり、これは呼ばれていると思い出かけることにしました。

近鉄のホームページ自体、いつもチェックしている訳ではなく、たまに「ニュースリリース」「お知らせ」を見ることはあっても「観光・おでかけ」の更に先のページに行くとは一体私に何が起きたのでしょう?

もっともそれがきっかけで近鉄名古屋線の歴史の一端を垣間見ることになったのは大きな収穫でした。

2018年04月18日 20時37分

「瀬戸蔵ロボット博2018」の「アトム・タイムトラベル館」

「開業30周年 愛知環状鉄道の歩み」を見た後は末広町まで足を延ばしました。

昭和の時代が香るアーケード街。

その入り口に、電車の顔出し看板(顔出しパネル?)発見!鉄道系の顔出し看板はいろいろ見てきましたが、ここまである意味直球勝負は見たことがあまりないかも。しかも一体何年前の瀬戸電?

街は歩くのは楽しいですね。何かと発見があります。

「瀬戸蔵ロボット博2018」は3月27日(火)で既に終わっていますが、3月25日(日)に津から瀬戸まで足を延ばした理由の一つが、この「アトム・タイムトラベル館」を見ることにもありました。

知人の鉄腕アトムコレクター/小池信純さん(日本では多分、一番だと私は思っています)が提供しており、毎度の事ながらその圧巻の展示には舌を巻きます。ところで小池コレクションの全容を私は知りません。少なくともこの時の展示が、そのほんのほんのほんの一部であることだけはこれまで何度か見てきた展示で分かっているつもりです。

私の持っている唯一の「鉄腕アトム」。このTカードは小池さんがお持ちではないとの事で、近々小池コレクションの一つになります。私にとっても嬉しい限り。

最後に見つけたのは「省営バス発祥の地」。省営バスとは後の国鉄バスで、この地には「瀬戸記念橋駅」があり、バスの駅にも関わらず「みどりの窓口」があったことで一部の方には知られた存在でした。

2018年04月17日 20時07分

瀬戸市の瀬戸蔵に出かけました。

台湾の鉄道についてはまだまだ続きがありますが、その前に3月25日(日)の鉄活の報告。

さてこの日の午前中は近鉄電車で津市まで出かけ、そして午後からは名鉄電車で「尾張瀬戸駅」へ。

栄町駅発13:00の尾張瀬戸行きに乗車。

13:37に尾張瀬戸駅着。急行で30分、準急で32分の道のりをノンビリ普通電車の旅。そう言えば先回瀬戸に来た時も普通電車に乗ったような記憶あり。30分に1本の電車との巡り合わせ。

目的地は瀬戸蔵。でもその時開催されていた「瀬戸蔵ロボット博2018」が目的ではなく、

瀬戸蔵ミュージアム企画展「開業30周年 愛知環状鉄道の歩み」【~平成30年(2018年)4月22日(日)までの開催】の見学。愛知環状鉄道が開業30周年とは、もうそんなに経つのかと感慨深い。もっとも「つい最近」は10年前くらいであり、「ちょっと前」は20年ほど前であることは昭和世代の『あるある話』の一つ。話は戻してこの企画展は、愛知環状鉄道の歴史が分かりやすくコンパクトに纏められており、是非ご覧いただきたい内容です。今週末までやっています。

カメラに付けっ放しのズームレンズでは目一杯広角にしても入りきらない尾張瀬戸駅。

携帯電話のカメラに魚眼アダプターを付けて撮影してみる。

続いて駅舎内も撮影。

2018年04月16日 15時37分

D51/DT668が台湾を激走!(動画編)

DT668の撮り鉄報告の最後は加祿/Jialu駅の出発です。
迫力ある動画の世界をご堪能下さい。


今回の撮影行でDT668の動画撮影はここだけ。
他の場所でも撮りたかったのですが、欲張って共倒れになるのは避けたかったので、時間と場所に余裕のあった1回だけ挑戦しました。
もう1点。撮影機材はコンデジでこれは問題ないのですが、三脚はいわゆる旅行用の軽量で小さいタイプ。脚の長さにも限界があり、思うような高さに調整が出来なかったことも撮影できなかった理由です。

2018年04月15日 15時12分

台湾鉄路局(台鉄)の列車。動画編。

今日は、2月23日(金)から出かけた台湾の旅で撮影した動画編。

2月24日(土)の南廻線下見時にコンデジで撮影した映像です。

まずは金崙(Jinlun)駅を通過する自強303レ(新佐営/Xinzuoying発花蓮/Hualien行き)。

続いては金崙(Jinlun)駅近くでの撮影。列車は自強372レ(台東/Taitung発~彰化/Changhua)行き)。

太麻里/Taimali駅~金崙/Jinlun駅間。自強371レ(台中/Taichung発~台東/Taitung行き)。

太麻里/Taimali駅~金崙/Jinlun駅間。莒光704レ(台東/Taitung発新佐営/Xinzuoying行き)。南国を走る客車の雰囲気をお楽しみいただけましたでしょうか?

知本/Zhiben駅~太麻里/Taimali駅間。普快3671レ(枋寮/Fangliao発台東/Taitung行き)。

2018年04月14日 14時34分

DT668を追いかける(7)打ち上げ。

やるべきことが終わればやはり「打ち上げ」はお約束の行事。

レンタカーを高雄空港近くで返却。ガソリン満タンにすべく車を走らせていてもガソリンスタンドが見当たらない。で、地図で検索するも「高雄 ガソリンスタンド」では遥か彼方にしか出てこない。気を取り直して「高雄 gas」で検索したらOK!また一つ知恵を付けました。それはさておき高雄国際機場駅からMRTに乗り飲食店の多い美麗島駅へ。余談ですが、ここは美しい駅で知られています。ところが駅を降りたのは良いのですが、日曜日の夜とあって開いている飲食店が少ない。しかも閉店が早い。

やっと見つけた夜市の屋台風のお店。

メニューには日本語もあるので、観光客も入るのでしょうが基本、地元の方向けの印象。で、ここが大正解。

乾杯&追加のビールは近くのコンビニで買って持ち込む台湾の屋台スタイル。この手法は今回の旅で完全にマスター。

早い、

安い、

旨いの三拍子揃っており、全員すっかり上機嫌。

店を出る時には夜9時を回っており、既に朝一番から15時間のフルコース。翌朝、台湾鉄道の工場職員輸送列車を撮影しに行こうかと話をしていたものの、全員集合は一応中止。少なくとも私はホテルライフを楽しむことにしました。

2018年04月13日 20時31分

高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館(2)9600形/DT609。

DT609(日本の9600形)。保存蒸気機関車と最新式の電車の並びは日本では見られないですね。

夕陽で赤く染まるDT609。もう少し電車の方に日が当たっていれば申し分なしなのですが、これは致し方なし。

お約束の駅舎の写真。

夕闇迫る哈瑪星/Hamasen駅。

計らずもDT668を追いかけてきた日台撮り鉄さんたちが大集合。撮影後はここに集合という段取りにはなっていなかったのですが、たまたまの出会いです。

この中には一昨年、ミャンマーの鉄旅でご一緒させていただいたカメラマンの米屋こうじさんの姿もあります。台北から来た方は、これから車で帰ると仰っていましたが、家に着く頃はきっと深夜。お疲れ様でした。

2018年04月12日 20時29分

高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館(1)C55形/CT259。

「打狗駅」~「高雄駅」~「高雄港駅」と変遷を重ね、今は高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館となっている場所。

かつての広大なヤードは、市民の憩いの場として開放されています。この写真ではほぼ分かりませんが、無数の凧(たこ)が空を泳いでいます。

この画像の方が、凧が良く分かりますね。それにしても線路を外していないのはやはり驚き。子供が転んで怪我をしたら、日本なら施設管理者の責任となりそうですが、ここでは自己責任なのでしょう。線路のある場所で遊ぶ以上、それで良いと思います。

その一角にある高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)の哈瑪星/Hamasen駅。高雄MRT橘線西子湾/Sizihwan駅との接続駅です。

終点らしい電車の並び。

静態保存されているCT259は日本でいうC55形。

大きなスポーク動輪は躍動感がありますね。ボックス動輪も良いのですが、見た目はこちらが好きです。

2018年04月11日 14時28分

高雄のLRT(2)花と電車。

 

昔、ズームイン!!朝!という番組に「花とおじさん」というコーナーがありました。

ということで「花と電車」。と言っても「花とおじさん」ってどんなコーナーだったっけ。自分で作っていないコーナーだったのであまり覚えていない。

ちょっと一息。架線のないスッキリした風景の中を利用者が線路を渡っていく。

「花と電車」パートⅡ.

花から少し離れた所から望遠で狙っていたら、その間を自転車が通り抜けて行った。こんなこともあります。自転車の方からすれば私はただのしゃがんだオジサン。カメラにも気付いていないはず。

こういう写真は、普通ならUPしない(失敗作として)のでしょうが、ここはそれもこれも旅の思い出。まあブログならではでしょうか?



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!