竹中駅にてEMU600型の写真撮影。何の変哲もない1枚ですが、台湾の鉄道の説明をする時には必要と成り得る写真。もっとも活用できる日が来るかどうかは分かりません。きっと来ないだろうなあ。
台湾新幹線の新竹駅。ここからは新幹線移動。台北、そして台湾新幹線を完乗し、この日の目的地である基隆を目指して先を急ぎます。以前来た時は雨降りだったのでこの写真は撮っていません。
そこで気が付いた赤い線。ここから駅舎側は禁煙です。他の駅でも見かけたので台湾スタイルなのでしょう。禁煙エリアがきちんと区分出来、愛煙家にとって嫌煙家と共存する上では分かりやすい表示です。
駅構内に入る自動ドアには「新春到站」。日本風に言えば「謹賀新年」と駅舎に書いてあるようなものでしょうが、2018年の春節は『2月15日(木)~2月21日(水)』でしたが、この. 「新春到站」はいつまで掲示されるのでしょう。日本なら1月7日くらいまでを松の内と言いますのでそれが目安となりそうですが、台湾の場合は?
新竹の街が近づいてきました。
田んぼに水が張られ春を感じさせます。もっとも台湾なので2月のこの光景は二期作ならではなのかも知れません。
16:26。間もなく竹中駅。右が台湾新幹線。左が六家線の高架線。そして私が乗っているのは内湾線の高架区間。その三角区間は日常風景。伊勢中川駅の三角線とはちと違う。
DR1000型の乗降用扉には車掌さんのドア扱いのためにスイッチがあります。日本なら特別な場合を除き、中間扉で車掌さんがドア扱いすることはないのですが、ここ台湾では日常の光景。
車掌さんの作業を凝視することはしていませんが、チラ見して「なるほど」。
16:27、竹中駅で下車。
列車はここから新竹方面に向かっていきました。と書いていて、内湾線の列車はどこまで行って折り返すのでしょう?これまで気にせずに乗っていましたが、この写真を撮っていたら気になり始めました。ただ時すでに遅し。新竹方面には向かっていれば確認でしたのですが、私はここから六家に向かいます。
「都心ループバス運行20周年」記念ドニチエコきっぷ。
5月6日(日)に発売されたのを昨日買いました。都心ループバスが登場してもう20年も経ったんですね。それにしても系統名が「栄758」からいつの間にか「C-758」に変わっていて驚き!しかも今は大須も一周しているんですね。そもそも都心部でバスに乗ることがあまり無いのでそれも驚き。
で、たまたまこの日曜日に「丸栄」の前(広小路栄バス停)からこの系統に乗ったのですが、見慣れぬ路線図に一瞬、本当にこのバスは名古屋駅方面に向かうのだろうかと心配になったほど。(話を膨らませています)
バスは小型ですが、この数年で数度乗った経験ではいつもお客さんがいる感じ。チョイ乗りで定着しているようです。
ところで今回に限らず記念ドニチエコきっぷは毎回購入後に使っています。昔の「記念乗車券・記念入場券」の類は使うことなく『死蔵』してのコレクションでしたが、これは使えるので投資=実用という意味で買う意欲がより湧きます。
なお「使わなくても買うだろう」という天の声は私の耳には届いていません。そうっ、使わないなら2枚は買いません。…きっと。
九讃頭/Jiuzantou駅発16:00。私好み。
内湾行きに乗っていた時に腕木式信号機に気付き、狙っていました。でも使っている様子は感じませんでした。
竹東駅。来る時は気が付いていませんでしたが、瓦屋根の駅。いつ頃作られたのでしょうか?昭和の鉄道ファンにとって台湾の鉄旅は気を抜く暇がありません。
竹東駅での交換時、列車のドアはホームと反対側も開きます。見ていたら駅員さんがここから上り下りしており、スタフ?の受け渡しのために開けていたと思われます。
そのスタフの写真を撮り損ねた。
上員/Shangyuan駅にあった椅子。ただの椅子ではなくただならぬ椅子。素敵です。日本でもこんな椅子が駅にあったらきっと私は座りに行きます。もっとも私が座ると似合い過ぎカモ。
確か去年完成した転車台。(私の記憶間違いでしたらすいません)狭い場所を最大限活かして作った感じ。
蒸気機関車が牽く観光列車を走らせることを目指していると聞きましたが、完成後に何回この転車台が使われたのでしょう?台鉄の幹線である縦貫線新竹駅からここ内湾駅までは、ローカル列車で片道約1時間。台北から日帰りで来るには良い距離でしょう。
良く分かっていませんが、内湾駅と転車台を結ぶ道路で見かけた小学校?の入り口。蒸気機関車がモチーフになっているのは多分、間違いない。
内湾駅に戻る。15:47発なので滞在時間わずか13分。我ながら時間の使い方が趣味に偏りすぎ。転車台までは走って往復。何をやっているのやら。
DR1000型のトイレ。日本のローカル列車ではトイレがついていない車両も珍しくありませんが、ちゃんと車椅子対応の設備がついています。
1両(単行)での運転が可能なこの形式。椅子の奥に何かを入れる箱があるのですが、この箱に座っている方をよく見かける“台湾”鉄道事情。
平成30年(2018年)2月26日(月)15:34、定時に内湾/Neiwan駅到着。これで内湾線を全線乗車。以前にも乗りたいと思っていた時期はあるのですが、六家線の工事に伴う内湾線の休業期間があり、なかなか思いは遂げられませんでした。
内湾駅の先に線路は続いています。そこには蒸気機関車の運転用時に使用する転車台が新設されています。大井川鐡道の新金谷駅と同様でしょう。
内湾の街は想像とは違って観光地でした。ネットで調べると確かにここは観光地。台湾の支線である平渓線や集集線で終点や途中駅が観光地となっているのはこれまで見てきましたが、ここも人が集まるエリアなのですね。
内湾駅の前は工事中。駅と商店街には標高差があり、スロープを使って上り下りを楽に行えるようにしていると思えましたがさて如何?
こうした風情は台湾らしさを感じ、時間はあればゆっくりしたいと思いましたが、今回は時間がない。残念。
平成30年(2018年)2月26日、さてここからまずは在来線乗り鉄。
これから
1)縦貫線台南/Tainan駅~縦貫線中洲/Zhongzhou駅~沙崙線沙崙Shalun駅
2)台湾高鐵(台湾新幹線)台南/Tainan駅~台湾高鐵新竹/Hsinchu
3)六家線六家/Liujia駅~竹中/Zhuzhong駅
4)内湾線竹中/Zhuzhong駅~内湾/Neiwan駅
以上の4列車を乗り継ぎます。
で、この4)がまだ乗っていない区間です。
台鉄(在来線)から高鐵(新幹線)台南への乗換駅である沙崙駅で見かけたポスター。姉妹鉄道である「台湾鉄道」と「近畿日本鉄道」の写真コンテストの募集ポスター。5月20日まで応募できますので我こそはという方は参加されては如何でしょうか?ただ応募要項を読むと応募した段階で写真の著作権が主催者に移転する条件となっており、撮影した自分が自由に使えなくなるのでご注意を。もっとも撮影者が主催者に使用申請をすれば、よほどのことがない限り使用許可は出るような気もします?
ところでふと思ったのが、著作権の存続期間。個人が撮影したものは死後50年ですから今回の応募作品を、主催者は今後100年近くは管理する必要がありそうで、それはそれで大変そう。
台鉄六家線六家駅。14:29発新竹行きに乗車。
竹中に14:33着。
竹中14:52発内湾行き。いざ未乗区間に突入。初めて乗る路線というのは、もう数え切れないほど経験しているのですが、毎度わくわくどきどき。